2024年度「教職員を対象とする人権問題学習会」を開催

グループディスカッションの様子
グループディスカッションの様子

10月2日(水)18時より、2024年度「教職員を対象とする人権問題学習会」を開催し、教職員75名が参加しました。

今年度は、「支援を必要とする学生にどのように寄り添いますか? PARTⅡ」と題して、昨年度に引き続き、同テーマの第2弾として学習会を行いました。

初めに、教職員がグループに分かれてディスカッションを行い、個々の具体的な事例をグループ内で共有しました。続いて、各グループからの報告により参加者全体で支援の状況や課題を共有し、共有した内容について講師の谷口奈青理教授からアドバイスをいただいて、さらに理解を深めました。

参加した教職員からは「様々な立場の方の学生支援状況を共有し、そこから新たな課題や対応の方向性を感じることができた。今後も学内全体での情報共有が必要であると思った。」「いろいろな人がいるのだという感覚を皆が持ち、弱さを認める強さというものが、問題を考える上で重要なことだと実感した。」「学生に丁寧に寄り添うこと、自分一人で抱え込まないことの両方が大切だと感じた。相談する窓口が多くあることを心強く思った。」などの声が寄せられ、とても有意義な会となりました。

講師の谷口奈青理教授
講師の谷口奈青理教授

PROFILEプロフィール

  • 谷口 奈青理 教授 TANIGUCHI Naori

    修士(教育学)

    【研究領域・テーマ】
    臨床心理学/心理療法/悩みと成長 / 教授