国際学部 温秋穎 助教が日本メディア学会「第11回優秀論文賞」受賞

国際学部 温秋穎 助教が、日本メディア学会「第11回優秀論文賞」を受賞しました。
受賞論文は「日本放送協会「支那語講座」のメディア史(1931-1941):他者の言語はいかに想像されたか」(『メディア研究』 第101号、119-136頁)です。
同論文は、「1931~1941年に放送されたラジオの「支那語講座」の分析を通じて、戦時期の日本における中国の位置づけを考察した論文であり、その過程で、メディアの重要な機能である集団の統合と切断を見事に抽出している。「国民意識とことば」の歴史研究であるが、現代への接続性も感じられ、今後のメディア研究に大きな示唆を与えてくれる」として高く評価されました。
日本メディア学会は1951年に日本新聞学会として設立し、メディア研究の学術的な活動を行っている団体です。2024年6月15日(土)、16日(日)に成蹊大学で開催された「2024年春季大会」において授賞式が行われました。