2025年度第2回“人権問題を共に考えよう”全学学習会を開催

講演の様子(平塚氏)
講演の様子(平塚氏)

12月3日(水)18時より、大学講堂を会場に「2025年度第2回“人権問題を共に考えよう”全学学習会」を開催し、参加者は学生・教職員・一般来聴の方々を合わせて157名でした。

今回は、京都府原爆被災者の会 被爆二世会員の平塚靖規氏と、京都府原爆被災者の会 事務長の辻一幸氏より、「被爆者の声を受け継ぎ、未来の平和を考える」という講題で、ご講演をいただきました。

ご講演では、お二人よりそれぞれ被爆のご経験を受け継いでこられた被爆二世という立場、原子爆弾被害者支援や啓蒙活動を進めておられる事務長としての立場から、戦争の悲惨さ、命の尊さ、平和への切なる願いをお話しいただくと共に、京都府原爆被災者の会の現状や直面している継承という課題について、大変わかりやすく丁寧にお話しいただきました。

講演の様子(辻氏)
講演の様子(辻氏)

また、講堂ホワイエでは、京都府原爆被災者の会からお借りした「ヒロシマ・ナガサキ「原爆と人間」ポスター (日本被団協作成)」を展示し、原爆についての理解をさらに深めることができました。

参加者のアンケートには、「戦後、長い年月が経った今でも、原爆が家族の暮らしや心に影響を与え、『今もまだ続いていて終わっていない』ということを現実の問題として実感した。被害者なのに差別を受けるということに強い理不尽さを感じた。」「平塚さんのお話を聞いて一番耳に残ったのは、お父様が看取った被爆少年の『仇を討ってくれ』という言葉です。世の中から原爆を無くすことが『仇を討つ』ことにつながるのだとわかりました。」「小・中・高校で原爆や戦争について学んできましたが、被爆者(二世)の実際の体験談を聴くのは初めてで貴重な時間になりました。原爆は非戦闘員へ向けての攻撃で、その悲惨さ、目を背けたくなるような実態、戦争当時の異常さが伝ってきました。広島原爆を含め戦争の経験者が減っているからこそ、忘れてはならないこの事実を語り継いでいくことが大切だと思いました。」などの声が寄せられ、大変意義深い学習会となりました。

  • ポスター展の様子
    ポスター展の様子
  • ポスター展の様子
    ポスター展の様子