本学と京都府立医科大学が社会貢献における包括連携協定を締結

大谷大学(学長:木越 康)と京都府立医科大学(学長:竹中 洋)とは、2022年3月22日付で京都府立医科大学において調印式を行い、両大学の強みを活かした社会貢献における包括協定を締結しました。 

本協定の目的

両大学の社会貢献における連携のあり方を定め、地域社会の発展に寄与すること 

連携協力の範囲

  1. 医療環境下における教育ならびに保育等の改善に関すること
  2. 共生的価値と歴史景観による安らぎを与える地域空間の創生に関すること
  3. 医療ならびに教育の両分野を相互に理解し貢献できる人間の育成に関すること
  4. 教職員ならびに学生の相互交流に関すること 
左から 京都府立医科大学 竹中 洋 学長、大谷大学 木越 康 学長
左から 京都府立医科大学 竹中 洋 学長、大谷大学 木越 康 学長

両大学の社会貢献に関する取組

京都府立医科大学

京都府立医科大学では、病気とたたかうこどもを守り育む小児医療の拠点である小児医療センターを核として、小児がんの治療にも取り組んでいる。(平成25年2月「小児がん拠点病院」に指定された)
また、入院している子供たちが、「入院していても当たり前のことができる」、院内学級の設置を始め、様々な季節の行事・京都の伝統行事を体感できるイベントも開催している。
今年に迎える創立150周年を契機として、医療を通じたさらなる地域・社会貢献に取り組む。 

大谷大学

大谷大学は、仏教精神を基盤とした人間教育を根幹に置きながら、文学部・社会学部・教育学部・国際学部の4学部9学科24コースへと学びのフィールドを広げてきた。  
また、地域連携室(コミュ・ラボ)を設置し、学部・学科を主体とする「プロジェクト」や、学部・学科の垣根を超えて参加できる全学的な社会貢献や地域連携に取り組んでいる。
小学校・幼稚園教諭、保育士を養成する教育学部では、地域の子どもたちとの交流、園や行政との子ども・子育て支援活動に取り組んできた。社会学部においても、過疎地域の活性化、コミュニティラジオなどでの情報発信、環境に配慮した祇園祭の実施への協力など、身近な地域での連携活動に積極的に取り組んでいる。