研究内容

親鸞の思想形成について学んでいます。特に、「念仏して成仏する」という念仏成仏思想を親鸞が中国浄土教からどのように受け継ぎ、深めていったのかを主著『教行信証』を中心に考察しています。また、親鸞の自筆書に見られる書き直しなどの痕跡を手がかりに、思索の変遷を探究しています。

主な担当授業科目

 人間学/真宗学特殊演習/真宗学特殊講義

所属学会

大谷大学真宗学会/日本宗教学会/日本印度学仏教学会/真宗連合学会/真宗教学学会

経歴・活動歴

1996年大阪府生まれ。
2019年大谷大学文学部真宗学科真宗学コース卒業。
2021年大谷大学大学院文学研究科真宗学専攻修士課程修了。
2025年同博士後期課程修了。

主要論文

  • 「親鸞の「念仏成仏」思想—円仁と法然の『五会法事讃』受容の比較—」
  • 「「行巻」所引の『五会法事讃』における「念仏成仏」思想」
  • 「親鸞の法照観—『唯信鈔文意』の「化身」表現を中心に—」

関連情報