研究内容

今から2000年ほど前のインドで成立したとされる大乗仏教に関心をもち、いまだ謎の多い初期の実態を解明する一環として、インドにおける浄土思想を調査しています。覚りを得るために他の世界に生まれようとする運動が仏教内部でどのように起こったのか。日本でも馴染みのある薬師仏から阿弥陀仏、そして東方妙喜世界の阿閦仏まで幅広く調査を行い、その起源から発達までを追いかけます。

主な担当授業科目

仏教文献基礎演習/人間学

所属学会

日本印度學仏教學会/日本佛教学会

経歴・活動歴

1988年生まれ。2011年関西学院大学法学部法律学科卒業。2021年佛教大学文学研究科仏教学専攻博士後期課程修了。

主要著書・論文

共著

  •  Sanskrit Fragments of the Pañcavastuka(鄭鎮一先生との共著)
  • Samādhirājasūtra (Gilgit Manuscripts in the National Archives of India: Facsimile Edition Vol. II.3)(工藤順之教授らとの共著)

論文

  •  「般舟三昧と仏随念の関係について」(『印度學佛教學研究』第65巻第1号)
  • 「般舟三昧の系譜: manasi-Kṛと見仏」(『佛教大学仏教学会紀要』第22号)
  • 「般舟三昧の原様相: 役割の考察から見えるもの」(『佛教大学仏教学会紀要』第26号)
  • 「般舟三昧経「行品」: 和訳と訳注」(『佛教大学大学院紀要 文学研究科篇』第49号)
  • manasi-Kṛの意味について: 般舟三昧の実践に用いられる場合」(『佛教大学仏教学会紀要』第27号)
  • 「薬師経に見る聞名思想の加上」(『印度學佛教學研究』第71巻第1号)

共著論文

  •  「梵文和訳『阿毘達磨集論』」(1)–(6)(『インド学チベット学研究』第19–25号, 那須良彦先生らとの共著)
  • 「毒蛇の喩え: 第26三啓経の梵文テキストと和訳」(『佛教大学仏教学会紀要』第27号, 松田和信教授らとの共著)