研究内容

 私たち人間は多かれ少なかれ生存への利害関心に即して認識し、行為しています。それゆえに、私たちの利害関心を惹かないものは、どうでもよいものとして注意されません。そうした私たちの日常から忘却されて、埋没している無関心な領域を反省すると、そこには美や聖の暗冥とした領域が見出されます。その実相を明らかにするために、文化思想史を視野に収めながら、アルトゥール・ショーペンハウアーを中心とした思想家を「無関心」という観点から研究しています。

主な担当授業科目

 英米哲学文献を読む/哲学科特殊演習

所属学会

 日本ショーペンハウアー協会/宗教哲学会/関西哲学会

経歴・活動歴

 1984年石川県生まれ。2009年大阪大学文学部哲学科卒業。2012年京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻宗教学専修修士課程修了。同博士課程修了。博士(文学・京都大学)。一般財団法人懺悔奉仕光泉林事務局員を経て、2020年大谷大学文学部助教、現在に至る。

主要著書・論文

 
論文 「ショーペンハウアーと無関心」
「人間はエゴイズムを克服できるか?–ショーペンハウアー救済論における無関心の問題」
「単なる色彩は美しいか?–カントとショーペンハウアーの哲学的色彩論」
「ヴェールと利害関心–なぜベルクソンはショーペンハウアーの直観を評価しなかったのか?」

スクロールできます。