研究内容

われわれの生活を支える社会保障制度は、社会保険、生活保護、社会福祉、社会手当などで構成されています。これら社会保障制度が、どのような歴史的過程を経て現在の制度体系に至ったのかという歴史分析を基礎として、社会保障の必要性や問題点を掘り下げています。また、研究を行うに際して、各制度を個別に扱うのではなく、それぞれの制度の関連性や補完性を考慮するなど、総合的な視点を持つことを意識しています。

ゼミ紹介

学生に限らず多くの人々は「一般的に言われている」や「テレビで見た」ことが正しいと思い込んでいます。しかし、それらが本当に正しいかどうかを自分で考える作業はほとんど行わないでしょう。私の担当ゼミでは、「幅広い視点」と「総合的思考」を身につけ、自分自身で情報収集→整理→分析→判断ができる人材を育成したいと考えています。私の研究分野である社会保障制度やその政策に興味がある学生を持っています。

主な担当授業科目

社会保障論/社会福祉学演習/社会福祉援助技術演習/コミュニティデザイン演習

経歴・活動歴

1981年大阪府生まれ。2011年四天王寺大学大学院人文社会学研究科博士後期課程単位取得退学。社会福祉士。

主要著書・論文

著書

  • 『社会福祉士国家試験のためのレビューブック2023』(メディックメディア、2022年)
  • 『クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説2023』(メディックメディア、2022年)
  • 『社会福祉士国家試験模擬問題集2023』(中央法規、2022年)
  • 『社会福祉士国家試験過去問解説集2023』(中央法規、2022年)
  • 『社会の理解』(中央法規、2019年)
  • 『マクロとミクロで考える障害者福祉の事業所経営~社会保障とグループホームの動向』(NPO法人オルト・クラブ、2018年)
  • 『雇用創出と地域-地域経済・福祉・国際視点からのアプローチ』(大学教育出版、2017年)
  • 『現代社会と福祉』(東山書房、2015年)
  • 『医療の政治力学』(桐書房、2011年)

論文

  • 「公費医療の特徴変化とこれからの役割—あらためて公費医療の現在を問う—」
  • 「社会保障の財源問題-社会福祉の安定・充実を目指す財源論-」
  • 「在留外国人の公的医療保険について-適用範囲と諸問題」
  • 「社会保障の財源論-税財源と社会保険料財源の比較検討」
  • 「社会保障の転換点-社会保障史における社会政策的貧困論の影響-」
  • 「社会政策的貧困論の捉え方-19世紀初頭までの社会政策から」
  • 「社会福祉論に関する動学的一考察-医療モデルと生活モデルをめぐって-」