2016年度冬季企画展
仏教典籍の宝庫 -三舟文庫 舟橋水哉コレクション-

- 会 期
1月 11日(水)~ 2月 10日(金)
- 開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 観 覧 料
無料
- 休 館 日
日曜日・月曜日、1/14(土)
- 備 考
※本館には駐車場がありません。
※ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。
2016年度冬季企画展
仏教典籍の宝庫 -三舟文庫 舟橋水哉コレクション- 開催にあたって
大谷大学博物館には、先学によって収集・寄贈された数多くの仏教典籍が収蔵されています。本展覧会では、そのなかから舟橋水哉の「三舟文庫」を取りあげます。
舟橋水哉(1874~1945)は、愛知県豊橋市の真宗大谷派蓮泉寺に誕生しました。東京巣鴨の真宗大学に進んで小乗仏教を研究し、1911年(明治44)、真宗大学が京都へ移転すると、教授に任じられて倶舎論等を講じました。1926年(昭和元)には教授を辞して豊橋へもどり、1930年(昭和5)、蓮泉寺に三舟文庫を設立しました。
この三舟文庫の資料は、水哉の十三回忌にあたる1958年(昭和33)に、ご遺族から大谷大学へ寄贈されました。本展は、三舟文庫の多彩なコレクションの中から、高麗版や春日版、近世の古活字版などの版本をとりあげて紹介します。