博物館

2009年度春季企画展

2009年度春季企画展
「大谷大学のあゆみ ~大学の前身・学寮の時代~」

2009年度春季企画展「大谷大学のあゆみ」

2009年度春季企画展「大谷大学のあゆみ」
「大学の前身・学寮の時代」開催にあたって

大谷大学博物館長 礪 波 護

春季企画展では「大谷大学のあゆみ」をテーマとし、大谷大学の歴史をさまざまな視点から紹介しています。

大谷大学の前身である学寮は、寛文5年(1665)に創立され、宝暦5年(1755)には高倉魚棚に移転、その地名から高倉学寮と称されました。そして寺院子弟の教育の制度的充実と共に、近世における宗学が形成されました。

一方、明治維新の動乱の中で、慶応4年(1868)に学寮の敷地外に護法場が設けられ、真宗・仏教学以外の学問が外学として教授されるようになりました。護法場は時代を見すえながら広い視野の下で仏教を学ぶさきがけとなり、宗門機構の改正を求める大きな流れを生み出します。しかし、これを快しとしない守旧派の刺客によって、講師・闡彰院空覚が暗殺されるという事件もおきました。

本展覧会は、「高倉の学寮」、「近世宗学の形成」、「維新期の護法場」の三つのテーマによって構成しています。大谷大学の前身を担った先学たちの尊い営みの一端を感じていただければ幸いに存じます。なお、本展覧会は2005年度春季企画展の内容を、再構築したものです。

動画解説

大谷大学博物館/2009年度春季企画展 大谷大学のあゆみ【4/1~5/16】

2009年度春季企画展「大谷大学のあゆみ 〜大学の前身・学寮の時代〜」

会   期 2009年4月1日(水)~5月16日(土)
休 館 日 日・月曜日および5月5日(火)、6日(水)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
観 覧 料 一般・大学生 200円 小・中・高校生 100円
本学学生・教職員は無料
備  考 ※本館には駐車場がありませんので、ご来館に際しましては
 公共交通機関をご利用ください

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