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2017文化研修【インドの宗教と文化(インド仏教遺跡研修)】

概要

日程 2017年9月3日(日)~9月16日(土)【14日間】
参加数 19名(引率1名)
主な研修地 仏教遺跡
・四大仏跡(ルンビニー、ブッダガヤ、サールナート、クシナガラ)
・カピラバストゥ
・サヘート(祇園精舎)
・マヘート(舎衛城)
・バイシャーリー(毘耶離)
・ラージギル(王舎城)

インド文化
・ニューデリー(ガンジー記念館)
・ヴァラナシ(ガンジス川)
・アグラ(タージマハル)

スクロールできます。

研修報告

 インド仏教遺跡研修は、「インドの宗教と文化」という授業の一環として毎年実施されているものです。8回の事前講義で、釈尊の生涯とインドの宗教文化の概要を学び、それを現地に足を運んで確認します。

 この研修旅行の特徴の一つは、釈尊の生涯で重要な意味を持つ四大仏跡すべてを一気に回るところにあります。加えて、さまざまな経典の舞台となっている祇園精舎・毘耶離城・王舎城なども訪れます。大学の授業では縁遠いものとしか感じられなかった事柄も、眼耳鼻舌身の五官すべてを通じて確かめることになります。この経験は参加者に非常に大きな影響を与えています。真宗学・仏教学を学ぶ学生は勿論のこと、他学科・他先攻の学生さんも、今回の研修を通じて仏教の教説や経典の内容に大きな関心を抱くようになりました。

 更に、仏教以外のインドの宗教文化を感じるには欠かすことのできないヴァラナシやアグラも訪れます。日本にいると、ヒンドゥーやイスラームの文化に触れることは滅多にありませんが、インドでは欠かすことのできない世界観です。今回の研修では、現地の人々とともにいくつかの作法を倣って自ら行う参加者がいました。そういう「実践」の中からも多くのことを学び取りました。

                                                     

  研修中は、主要な仏跡で勤行と感話を行います。感話は、その時に感じていることを皆の前で話すことによって、思いを共有していこうとするものです。これによって、仲間が考えていることをきっかけに自分でもさまざまなことを考えたり、議論を重ねたりすることができます。今回の研修旅行でも、さまざまな議論が研修の合間を縫って参加者間で行われていました。参加者に聞くと、帰国後も折を見ては議論が行われているとのことです。

 この研修で得られたものの見方は、帰国後も参加者の大きな財産となっており、恐らくは生涯にわたって影響を与えていくと確信しました。


【釆睪 晃(仏教学/人文情報学)】