カリキュラム

[学科専門科目 66単位以上/共通基礎科目 22単位以上/現代総合科目 12単位以上]

主な学科専門科目

演習 真宗学演習Ⅰ/真宗学演習Ⅱ/真宗学演習Ⅲ/真宗学演習Ⅳ
概論 真宗学概論 1・2・3・4
講義 大乗仏教入門/親鸞の生涯と思想/親鸞思想の受容と展開/法然の生涯と思想/『教行信証』論/『歎異抄』論/真宗と諸宗教/インド仏教思想論/中国仏教思想論/日本仏教思想論/現代と真宗/真宗学特殊講義/浄土教史概説/真宗教団史/近代教学史/真宗典籍研究/宗教学概説/宗教史概論
実践研究 仏教文献基礎演習/教行信証〈総序・教巻〉を読む/教行信証〈行巻〉を読む/教行信証〈信巻〉を読む/教行信証〈証巻〉を読む/教行信証〈真仏土巻〉を読む/教行信証〈化身土巻〉を読む/浄土経典を読む/浄土論註を読む/観経疏を読む/正信偈を読む/真宗学特殊演習/欧文仏典を読む/選択集を読む/維摩経を読む/法華経を読む/フィールドワーク(思想探究、現代臨床、国際)

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4年間の学び

1. 二つの柱を軸にした学びで 各自の課題・関心を明確に

第1学年の学びは、二つの柱を軸にしています。一つは演習を中心に、親鸞の生き方や考えにふれ、自分自身を「問う」ことの大切さを学びます。もう一つは、真宗学を研究していくうえで必要な力を身につけるため、さまざまな文献を学ぶとともに、漢文読解の基礎を養います。そして第2学年以降の学びに向けて、各自の課題・関心を明確にします。 

2. 3コースに分かれて 丁寧に親鸞思想を学ぶ

第2学年以降は、それぞれの課題・関心に応じて、「思想探究」「現代臨床」「国際」の3コースに分かれて学びます。どのコースも切り口は異なりますが、親鸞のことばが抄録された文献をよりどころにし、親鸞思想を丁寧に学び、人間にとっての「まこと」を探究していきます。また、親鸞ゆかりの地を訪ねるなどフィールドワークも実施します。 

3. 親鸞思想を学び 新たな視点を手に入れる

思想探究コースでは、親鸞の著作や、親鸞が大切にした浄土三部経などの文献を丁寧に学び、親鸞思想を理解します。現代臨床コースでは、現代社会の諸問題に向きあい、その問題を超える道を、仏教および真宗の教えに学んでいきます。国際コースでは、英訳された真宗文献から親鸞思想を学び、国際的な視野をもって真宗を学びます。 

4. 各自の課題を明確にし、説得力ある卒業論文を作成

前期では、第3学年の学びを継続します。その中で、後期に提出する卒業論文の作成に向けた準備を始めます。6月には題目決定し、夏期休暇中に資料の収集や整理を行います。後期ではこれまでの学びの集大成としての卒業論文の執筆を進めます。各自の課題を明確にし、根拠を示しつつ、説得力のある内容であることが期待されます。