カリキュラム

[学科専門科目 66単位以上/共通基礎科目 22単位以上/現代総合科目 12単位以上]

主な学科専門科目

演習 歴史学演習Ⅰ/歴史学演習Ⅱ/歴史学演習Ⅲ/歴史学演習Ⅳ
概論 日本史学概論/東洋史学概論/西洋史学概論/史学概論
講義 日本古代史講義/日本中世史講義/日本近世史講義/日本近現代史講義/中国古代史講義/中国近世・近代史講義/西洋史講義/日本民俗学/中国仏教史/日本仏教史/文化交流史/京都の歴史と文化/京都探究講義/歴史地理学/世界地詩学/古文書学概論/博物館概論/博物館資料論/文化財概論/文化財保存科学論
実践研究 日本古代史料を読む/中国古代・中世史料を読む/中国近世・近代史料を読む/交流史料を読む/西洋史文献を読む/古文書解読法/古文書演習/漢文訓読法/歴史学特殊演習/文化財調査演習/展示実習/博物館展示論/京都探究調査演習

4年間の学び

1. これまでの“歴史”に 対する考え方を改める

高校までの“教わる・覚える”歴史から“みずから学ぶ・考察する”歴史へと、考え方を改めます。「歴史学演習Ⅰ」では、大学で学ぶ歴史の導入となるさまざまな内容を学びながら、フィールドワークを実施します。他にも、古文書・漢文を読解するための基礎力を身につける授業を開講するなど、大学での学びの基礎を固めます。 

2. “勉強”から“研究”へ 新たな学びのスタート

“勉強”から“研究”に進むための1年間です。「歴史学演習Ⅱ」では、自分でテーマを設定し、本や論文を読み、まとめて発表します。これを繰り返すことで、歴史研究の方法を体験的に学びます。また、「東洋史学概論」などの授業では幅広い地域の歴史を学び、自分が研究の中心に置く地域・時代を、他の地域・時代と比較しながら考察します。 

3. 試行錯誤を繰り返し、専門的な力を伸ばす

専門の講義や史料講読の授業で、本格的な歴史研究を進めていくための力を修得します。また大学院と共通となっている、より高度な内容の科目の履修も可能です。「歴史学演習Ⅲ」では、自分のテーマについてより深く、史料にまでさかのぼった内容の発表をめざします。試行錯誤を繰り返し、卒業論文で取り扱うテーマを設定していきます。 

4. 友人たちと助けあい、大学の学びを完成させる

卒業論文は自らテーマを設定し、先行研究や史料を読み解き、考察を加えて説得力のある結論を導き出すという多くの過程を経て完成します。これまでの4年間のさまざまな学びの集大成であり、実社会に出てから活躍するためのトレーニングにもなります。友人たちと競いあい、助けあいながら、卒業論文に全力をかけて取り組みます。