標記の講演会を下記の通り開催します。
皆さまのご来聴をお待ちいたしております。
講演会 概要
タイムスケジュール
14:10 | 開場 |
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14:40 | 開会の辞 |
14:50 |
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16:10 | 休憩 |
16:20 |
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17:40 | 閉会の辞 |
17:50 | 終了(予定) |
【講演】見えないものを見る力(14:50~)
世界では社会的紛争や戦争が起きている。君と私は、なぜ同じ価値観を持てないのか。それは、私に見えている世界が君には見えず、君に見えている世界が私には見えないからかもしれない。分断された世界を乗り越えるために、数学を学ぶことを通して、見えないものを見る力を育みたい。皆が幸せに暮らせる世の中を作るために。
講師紹介
江森 英世 氏(大谷大学教授/群馬大学名誉教授 数学教育学)1959年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程満期退学。博士(教育学)。群馬大学教育学部教授、群馬大学名誉教授を経て、2018年より大谷大学教授。三人寄れば文殊の知恵という数学的コミュニケーションの創発性の認知メカニズムについて考えている。著書に『数学学習におけるコミュニケーション連鎖の研究』(風間書房,2006年)、『算数・数学授業のための数学的コミュニケーション論序説』(明治図書出版,2012年)、『アクティブ・ラーニングのための算数教材研究』(明治図書出版,2016年)などがある。
【講演】数えることのはじまりの物語-沖縄の藁算をめぐって(16:20~)
数学のはじまりは、「数える」ということから始まったと言えるだろう。しかし、その「数える」が必ずしもその地域で数学に発展したわけではない。かつて沖縄で使われていた「数える」道具であった藁算から、身近にある様々な「はかる」の物語へと思いを巡らしてみたい。
講師紹介
竹村 景生 氏(天理大学教授 ホリスティック教育)
1959年奈良県生まれ。大阪府立大学大学院博士課程満期退学。修士(教育学)。奈良教育大学附属中学校教諭を経て、天理大学教授。暮らしの中で「かず(数)」や「かたち(形)」はどのように受容され、地域に息づいてきたのかをフィールドワークし、教材化することを考えている。著書に『学力がつく総合的な学習の構築』(共著,明治図書出版,2004年)、『持続可能な教育と文化』(共著,せせらぎ出版,2008年) 、『発問&板書で丸わかり!中学校新数学科授業ライブ』(共著,明治図書出版,2011年)などがある。お問い合わせ先
大谷学会 E-mail:o-gakkai■otani.ac.jp
※■を@にかえてご送信ください
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- 開催日時
- 2024年5月29日(水)14:40~17:50
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- 場所
- 大谷大学 講堂
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- 参加費
- 無料
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- 主催
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大谷学会
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- 講師
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江森 英世 氏(大谷大学教授/群馬大学名誉教授 数学教育学)
竹村 景生 氏(天理大学教授 ホリスティック教育)
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- 備考
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- 駐車場・駐輪場はございませんので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。