鶴留　正智

真宗学、親鸞思想、教行信証、歎異抄

 浄土真宗の古典（『教行信証』や『歎異抄』）の読解を通じて、浄土真宗における理念を追求しています。現在は特に、近世の『歎異抄』講義に関心があり、『歎異抄』がどのように読まれ、どのように読んでいくべきかということを考えています。

 日本印度学仏教学会、日本宗教学会、宗教哲学会

2016年　大谷大学文学部真宗学科卒業
2018年　大谷大学大学院文学研究科修士課程真宗学専攻修了
2023年　大谷大学大学院文学研究科博士後期課程真宗学専攻修了

 学位請求論文
「親鸞思想における他者」（博士論文）、2023

主要論文
「『選択集』「夫速欲離生死」をめぐる親鸞の解釈について—『尊像真像銘文』の「おもへ」を中心に—」『印度學仏教學研究』69（2）、147-150頁、2021
「なぜ帰命は勅命なのか－『教行信証』行巻を中心に－」『大谷大学大学院研究紀要』（38）、1-27頁、2021
「法然の「おおせ」と如来の「威」について—『教行信証』を中心に—」『印度學仏教學研究』70（1）、177-180頁、2021