地域連携

まちづくり学区ビジョン作成

プロジェクト概要

「学区まちづくりビジョン」は、北区制定60周年の2015年に策定された北区基本計画「北区民つながるプログラム」において、2020年をめどに北区内全18学区で策定を目指すとして掲げられたものです。
そこでは、住民と大学が連携・協働しながら、学区の将来像を住民自らが主体的に考え、みんなで議論しまとめていくプロセスが重視されています。本学では、教員の専門的知識や技能と学生の積極的な参加意欲を活かしてビジョンづくりに関わっています。

本プロジェクトに参加した社会学科の学生は、ワークショップのファシリテーション(進行)、記録、発表、ワークショップの様子をまとめたニュースレターの原稿作成などに取り組んできました。参加住民の皆さんの学区への思いを引き出しつつ、現状の課題、これからの学区の未来についてじっくりと語りあいました。
グループでの話し合いや意見をまとめて発表する場面では、うまくいかないこともありましたが、そんなときには、学生同士や同じグループの住民からフォローが入ったり、参加者が立場をこえて協働して取り組む様子があちこちで生まれていました。とくに、2016年度紫竹学区でのビジョン作成プロジェクトに関わった経験を持つ学生は、その経験を初めて参加する学生に伝えたり、グループのリーダー的役割を担うなど学生同士の学び合いの場にもなっていました

活動内容と成果

2017年度は、鳳徳学区のビジョンづくりに参加しました。学区メンバー、区役所スタッフ、学生、教員とでコアスタッフ会議を重ねながら、ワークショップを開催しました。
全3回のワークショップには、こどもからおとなまで毎回50名を超える地域の方にお集まりいただき、和気あいあいとした中で、これからの地域のことについて話し合う時間となりました。そして「若い力を育てるのは今だ!こどもとおとなの新しい「当たり前」を作れる鳳徳学区」と題したまちづくりビジョンを地域のみなさんと一緒に作成しました。

また、ワークショップでの地域のみなさんとの出会いをきっかけに、PTAやおやじの会が主催する地域行事にも参加させていただき、地域のみなさんとの交流を深めています。
学区ビジョン作成というプロジェクトはここでひとつの区切りとなりますが、地域のみなさんとのご縁を大切にしながら、まちづくりビジョンに描かれた鳳徳学区の将来像を実現していくための活動にこれからも参加していきたいと考えています。
完成版の「鳳徳学区まちづくりビジョン」は、京都市北区役所の窓口で配布されているほか、区役所のWebサイトからもダウンロードしてみることができます。

参加者の感想

  • 私はこれまで紫竹学区と鳳徳学区の学区ビジョンに参加しました。客観的に地域を見るのではなく、地域の中に入り主観的に見ながら地域の将来性を考えていく事は、あまりない経験だと思いました。今では、この学区ビジョンでのかかわりがきっかけで、PTAの方と繋がり小学校や学区の行事に参加しながら、学区の方との交流をしています。大学を卒業するまでに、これまでよりもっと積極的に行事に参加したいと思います。
    文学部社会学科 第4学年
  • ワークショップでは鳳徳学区の魅力を多く教えていただきました。鳳徳学区には会館や小学校を中心に集まれる場所があり、子育てなど住みよい環境ができていると感じました。今後はその環境を維持しながら私達もイベントなどを通して地域と関わっていきたいと思います。
    文学部社会学科 第3学年