2023年度「入学宣誓式」挙行

4月1日(土)本学講堂にて、2023年度入学宣誓式を挙行しました。
式場となった講堂では仏教讃歌による開式後、「三帰依」と「三誓偈」を一楽真学長の調声のもと唱和しました。 
一楽学長による告辞
一楽学長による告辞

一楽学長は告辞で、「これからの大学での学びが皆さんの人生にとって非常に大切です。友人や先生、たくさんの文献に出会い、私たちより先だって生きられた人の生き方や考え方に触れ、皆さんがどのように生き、どういう道を見つけるのかが大学で一番大切な学びです。本学は仏教の大学であり、講堂には本尊(本当に尊いこと)が安置されていますが、特定の教義を学んでほしいのではありません。これからの大学での学びの中で生じる問いがあります。その根っこにある問いに向き合いながら学びを進め、人生の土台を改めて確かめていただきたい。そして、皆さんの人生が実りあるものになることを心より念じています」と述べました。

木越理事長による祝辞
木越理事長による祝辞

引き続き、学校法人真宗大谷学園の木越渉理事長より「現在、世界で起こっている出来事に胸をつぶされる思いでありますが、私は、親鸞聖人の「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」というお言葉に出会い、縁があればどんな振る舞いもしてしまう危うい身を生きているのだと仏教から学びました。皆さんも大谷大学で良き先生や学友、そして自らと出会っていただきたい。大谷大学にはその出会いの場があります。大谷大学において、自らの可能性とともに、自らの危うさに気づくという学びをぜひ丁寧に学んでいっていただきたい」と祝辞が送られました。

宣誓署名
宣誓署名

新型コロナウイルスによる感染状況に鑑み、式場への入場を入学生と教職員に限定し、感染防止対策を講じた上で執り行いました。
また、出席を控えていただいた保護者及び在学生に対して、式の様子を大学ホームページでライブ配信いたしました。

ご協力いただきました関係の皆様のおかげで、大きな混乱もなく無事に式を終えることができましたことを、心よりお礼申しあげます。

【総務課】