2022年度「卒業証書・学位記授与式」挙行

3月17日(金)本学講堂にて、2022年度卒業証書・学位記授与式が挙行され、728名の卒業・修了生が学窓を巣立っていきました。
また、大学院博士後期課程を修了して博士の学位を取得された4名の方々には、学位記が授与されました。
  • 卒業証書・学位記授与
  • 大学院博士後期課程修了生
一楽学長は告辞で、「大谷大学での学びでは、たくさんの人や文献との出会いを通して、ものの見方が深くなり、様々な関係の中で広い世界を見る眼を得られたでしょう。今の社会では、成果主義という価値観がはびこる中で、結果が出なければつまらない人生といわれますが、そのようなことはありません。本当に大切なこと、尊いこととは何であるのかを問い返す眼があれば、壁にぶつかったとしてもそこから一歩を踏み出せます。また、これから皆さんは大谷大学の卒業生、修了生であり、同窓会員の一員です。次に大谷大学で学ぶ方たちの応援をしていただきたいという願いがあります。そして、皆さんが壁にぶつかったとき、あるいは立ち止まって考えたいとき、ぜひとも大谷大学に訪ねてきてほしい」と述べました。
引き続いて、学校法人真宗大谷学園の木越渉理事長より祝辞があり、「皆さんは大谷大学で学ばれて、いよいよ社会に出られます。人によっては、人前でお話しなければいけない場面が出てきますが、言葉を話すということよりも、聞くということがはるかに大事になってきます。皆さんは学生であったので、話すということよりも聞くことが本分であったと思います。ぜひともそれを続けてください。聞く力を大事にするというあゆみがあることに気づくことは、人生を大きく変えていくことになります」とメッセージを送りました。
  • 一楽学長による告辞
  • 木越理事長による祝辞
  • 式場の様子
新型コロナウイルスによる感染状況に鑑み、式場への入場を卒業・修了生と教職員に限定し、また従来の2部制を3部制にするなど、感染防止対策を講じて執り行いました。
また、式の様子は、出席できなかった保護者や在学生及び教職員に対して、大学ホームページでライブ配信いたしました。
 
なお、例年卒業式後に開催している「大谷大学卒業・修了ならびに同窓会新入会員歓迎祝賀会」は、昨年度に引き続き中止いたしました。
ご協力いただきました関係の皆様のおかげで、大きな混乱もなく無事に式を終えることができましたことを、心よりお礼申しあげます。

【総務課】