2022年度「入学宣誓式」挙行

4月1日(金)本学講堂にて、2022年度入学宣誓式を挙行しました。
式場となった講堂では混声合唱団の仏教讃歌により開式され、「三帰依」と「三誓偈」を一楽真学長の調声のもと唱和しました。 
  • 一楽学長による告辞
  • 木越理事長による祝辞
  • 宣誓署名
一楽学長は告辞で、「大谷大学は、本尊を中心に据えて仏教に立った人間教育を行ってきた大学であり、本尊とは、本当に尊い大切なことである。皆さんには、大学での学びを通して、自分にとっての本当に尊いことを確かめ直していただきたい。また、大学は、人と出遇い、出遇いを通して人間としての学びを進め、自分自身の生き方を見つける場であるので、安易な答えに流されるのではなく、問いを持ち、問い続ける姿勢を大切にしていただきたい」と述べました。

引き続き、学校法人真宗大谷学園の木越渉理事長より「私たちには、互いに大らかな安心に包まれ、他を愛し尊敬し、違いを認め合う人生を歩みたいという根源的な要求や願いがあるが、同時にその願いに背いている。そのような自分と出遇うよう励まされたのが阿弥陀仏である。東本願寺と大谷大学は、阿弥陀仏の教えに出遇った親鸞聖人の思いが800年の時を超えて根付いた、すさまじい力を持った場である。大らかな、豊かな学生時代をこの大谷大学で過ごしていただきたい」と祝辞が送られました。

新型コロナウイルスによる感染状況に鑑み、式場への入場を入学生と教職員に限定し、感染防止対策を講じた上で執り行いました。
また、出席を控えていただいた保護者及び在学生に対して、式の様子を大学ホームページでライブ配信いたしました。

ご協力いただきました関係の皆様のおかげで、大きな混乱もなく無事に式を終えることができましたことを、心よりお礼申しあげます。

【総務課】