2021年度第2回“人権問題を共に考えよう”全学学習会を開催

12月8日(水)18時より、大学講堂を会場に「2021年度第2回“人権問題を共に考えよう”全学学習会」を開催し、学生・教職員の方々合わせて226名が参加しました。
今回は、認定NPO法人Homedoorで相談支援員を務めておられる永井悠大氏に、『「ホームレス支援」の現場から見える課題と展望』という講題で、ご講演いただきました。
ご講演では、第一線のホームレス相談支援員という立場から、ご自身の経験や具体的な事例をもとに、ホームレスの定義、コロナ禍におけるHomedoorの取り組み、ホームレス支援団体への批判と応答、などについて、大変わかりやすく丁寧にお話しいただきました。
参加者のアンケートには、「人の優しさと冷たさの両方を感じられる講演でした。テレビなどでは報道されていない生の声を聞くことで実態を知ることができ、自分の知らない世界を知るいい機会となりました。」「今まであまり関心を持つことがなかったが、講演を聞いて、知らない顔をして過ごしていくことは無責任なのではないかと思った。是非、ボランティアという形でお手伝いしたい。」「今回のお話を聞き、規制・しめつけではなく、無条件・平等な支援の輪が広がっていくことが実現されると、ホームレスの問題に限らず、良い社会に繋がると感じました。そういう仕事にも、とても興味を持ちました。」などの声が寄せられ、大変意義深い学習会となりました。
  • 人権問題学習会の様子
    人権問題学習会の様子
  • 講演会場の様子
    講演会場の様子