2021年度 大谷大学教育後援会文芸奨励賞表彰式および講評懇談会を挙行

11月27日(土)13時より「大谷大学教育後援会文芸奨励賞表彰式ならびに講評懇談会」を挙行しました。

文芸奨励賞は、本学学生を対象に文芸作品を募集し、優秀者に大谷大学教育後援会が奨励金を給付し、言葉による表現意欲を奨励することを目的としたものです。今年度は「問い続けていること」をテーマに246編の応募があり、選考の結果、16名が入賞しました。

尋源講堂で行われた表彰式では、井上正教育後援会会長より表彰状が授与されました。挨拶の場で井上会長は「年齢を重ねるごとに様々なことが分かったつもりになり、問う機会が少なくなる。皆さんの作品を見て、改めて問う大切さについて確かめることができた。」と、また、木越学長からは「言葉は読んでいる人の心をどこかに連れていく力がある。作品を通じて、自分自身様々な思いを馳せることができた。これからも言葉による表現の積み重ねを続けてもらいたい。」との言葉が述べられました。
記念撮影
記念撮影

表彰式終了後に講評懇談会を実施しました。入賞者一人ひとりから作品発表と作品に対しての思いや経緯が語られたのち、選者による講評が行われました。自分で紡ぎだした言葉を他者による解釈を経て講評を受ける機会は滅多にないからか、学生たちは新鮮な表情で選者の言葉にしっかりと耳を傾けていました。

講評懇談会の様子
文芸奨励賞の来年度の募集については、来年度の『奨学金ガイドブック』等をご確認ください。

【学生支援課】