2021年度大谷大学学園祭「紫明祭」 実施報告

2021年度大谷大学学園祭「紫明祭」は新型コロナウイルス感染症の影響により、対象者を本学学生・教職員に限定し、11月13日(土)~11月14日(日)の2日間にわたり開催しました。

今年度のテーマは「Shine」です。新型コロナウイルス感染症の影響により、生活様式が一変し、さまざまなイベントが中止になったことで、学生が活躍する場が大きく減ってしまいました。そのような中で、紫明祭を通して、学生一人ひとりが主人公になり、個性を引き出し、スポットライトがあたり輝けるようにとの意味をこめて「Shine」と決定しました。

 

2021年11月13日(土)/1日目

当日は快晴で気温も暖かく、過ごしやすい1日となりました。
 

講堂内ステージでは、開会式が行われ、井上学園祭実行委員会委員長・木越学長・山田学生部長より挨拶があった後、課外活動団体による音楽イベントが行われました。イベントでは学内の課外活動団体所属のバンドが出場し、日ごろの練習の成果を存分に発揮し、迫力のある演奏を聴かせてくれました。
 

また、その後のカラオケイベント「歌声を響かせろ!カラオケ王決定戦」では、10組の参加者(本学学生)が自慢の歌声を披露し、その歌声が客席を魅了しました。
 

各教室では、各課外活動団体による教室展示と活動紹介が行われていました。自分たちの制作物や活動の道具などを用いて、工夫を凝らして来場者に向けて活動をアピールしている姿が見受けられました。
また勧誘をする際は、マスクを着用のうえ段ボールパーテーションを利用し、感染症対策をしながらの説明となりました。
  

この日は大谷大学同窓会・学生会が協力して実施する「谷大生応援プロジェクト2021」が開催されました。これは、全国にある80の同窓会支部をはじめ、同窓生や教職員から支援いただいた食品を、新型コロナウイルス感染症の影響により困っている学生へ無料で配付するという企画です。440人分の支援品がたっぷり入った袋が2時間弱で配付終了となるほどの好評ぶりで、受け取った学生の皆さんは同窓会からの温かい支援に喜んでいる様子でした。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。


今年度も2020年度同様、学生が実施する模擬店の代わりに、キャンパス内にはキッチンカーが配置されました。牛串・ケバブ・クレープなど、さまざまなフードを楽しむ学生の姿が見られました。

  • 音楽イベントの様子
    音楽イベントの様子
  • カラオケイベントの様子
    カラオケイベントの様子
  • 谷大生応援プロジェクト2021配付の様子
    谷大生応援プロジェクト2021配付の様子

2021年11月14日(日)/2日目

2日目も1日目同様各教室では課外活動団体による教室展示と活動紹介が行われ、前日同様熱心に耳を傾ける来場者の姿が見られました。
またキャンパス内にはキッチンカーが配置され、大いににぎわいました。


講堂では、プロタレントイベント「桐山漣トークショー」が開催され、多くの学内者が来場しました。
質問・相談コーナーの他、サイン入り色紙や桐山漣さんプロデュースブランドのトレーナーの当たる抽選会など来場者も一緒に楽しめるイベントとなりました。

今年度の学園祭では、当日来学できなかったり、人数制限により入場できなかった学生のために、プロタレントイベント以外の講堂ステージ企画はYoutubeにてライブ配信が実施されました。学内でも、K101・102でステージの様子が配信されていました。いつものようにサンクンガーデンにステージが設けられず、例年とは異なる学園祭のキャンパスの雰囲気となりましたが、学生の皆さんの楽しむ姿が見受けられました。


プロタレントイベントの後、講堂ステージでは閉会式とともに、この日の最後のプログラムとして、大抽選会の当選番号が発表されました。学生生活に役立つグッズや同窓会支部からの提供品などの豪華景品がたくさん用意され、当選した学生達が喜んでいる様子が見られました。

  • キッチンカーの様子
    キッチンカーの様子
  • 展示の様子
    展示の様子
  • 大抽選会引換の様子
    大抽選会引換の様子

さいごに

今年度の大谷大学学園祭も昨年度同様、新型コロナウイルス感染症の影響から、対象者を本学学生・教職員に限定し、規模を縮小して実施しました。企画の検討にあたっては、感染症対策について試行錯誤しながら準備を行ってまいりましたが、おかげ様で、当日は事故等なく無事に終えることができました。
次年度の学園祭についても社会情勢を鑑みての検討になろうかとは思いますが、引き続き近隣の皆さまをはじめ、学園祭に関わっていただくすべての方の温かいご協力・ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。