研究内容

日系人の英語文学一般、特に第二次世界大戦以降のアメリカやカナダ、オーストラリアの日系人による文学作品に関心を持ってきました。これまでに検討してきたHisaye YamamotoやJoy Kogawaといった二世女性作家たちの小説における強制収容体験や宗教、人種、ジェンダーの表象を含め、より多様な発展を見せる日系文学の研究を進めていきたいと思っています。

主な担当授業科目

英語、アメリカ文学講義

所属学会

日本英文学会/日本アメリカ文学会/アジア系アメリカ文学会/神戸英米学会

経歴・活動歴

2022年3月神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程(英米文学専修)修了。博士(文学)。これまでにRocklin Learning Center Malaysia、武庫川女子大学非常勤講師など。2022年4月より現職。

主要著書・論文

論文

  • 「ヒサエ・ヤマモトの「フィレンツェの庭」における戦争トラウマの考察─キリスト教と異人種間関係を手がかりに 」
  • “Interethnic solidarity in Joy Kogawa’s novels: the faith of Japanese Canadians and the First Nations people”
  • “Creatively retelling a catholic legend in Hisaye Yamamoto’s The Eskimo Connection”
  • “The Dilemma of Christianity in Hisaye Yamamoto’s “Epithalamium””
  • “Madness” in Hisaye Yamamoto’s “The Legend of Miss Sasagawara”: Double-edged Social Criticism in Religious Implications”  等

関連情報