渡邉 大介 准教授 WATANABE Daisuke
- 専門分野
- 【発達心理学/教育心理学】
博士(心理学)
【研究領域・テーマ】
発達/対人関係・行動/言葉/ワーキングメモリ
研究内容
「幼児期・児童期の子どもの能力認知と自己評価(人が自分自身に対して抱く良さ・価値)の変動の関連」について研究を行っています。面接調査や観察を通して、自己評価の変動に影響を及ぼす要因や自分と友人の能力を比較した際に生じる感情(誇りや嫉妬など)を突き止め、自己評価変動のメカニズムを解明することを目指しています。また、「乳幼児期の言葉の発達」や「学習に困難を感じている子どもへのワーキングメモリ理論に基づく学習支援」にも関心があります。
主な担当授業科目
【院】教育心理学演習/【院】教育心理学特論/発達心理学(幼)/幼児教育演習/実践体験活動演習(幼)
所属学会
日本発達心理学会/日本教育心理学会/日本心理学会/日本保育学会/日本ワーキングメモリ学会
経歴・活動歴
広島県生まれ。広島大学大学院教育学研究科教育人間科学専攻博士課程後期修了。博士(心理学)。比治山大学現代文化学部子ども発達教育学科講師、大阪国際大学短期大学部幼児保育学科講師を経て、2018年大谷大学教育学部着任。
主要著書・論文
共著
- 『エピソードでつかむ生涯発達心理学』(ミネルヴァ書房、2013年)
- 『子どもの発達と教育』(協同出版、2014年)
- 『ワーキングメモリと教育』(北大路書房、2014年)
- 『ワーキングメモリと日常—人生を切り拓く新しい知性—』(北大路書房、2015年)
論文
- 『5,6歳児における社会的比較と自己評価』(「教育心理学研究」第60巻、2012年)
- 『Perception of one’s own and others’ ability by preschool Japanese children』(「Japanese Psychological Research」Volume 55、2013年)
- 『小学生による算数の作問におけるワーキングメモリの役割』(「発達心理学研究」第25巻、2014年)