研究内容

生活困難に直面している若者を対象としたソーシャルワークについて研究しています。現代社会では、ひきこもりやホームレス、過労死など様々な若者の生活困難が明らかになりつつあります。そうした状態を統一的に検討するソーシャルワークの視角を考えるとともに、生活に困難さを感じている若者とそうした課題に関心を持つ人々が、お互いにより生きやすい地域・社会づくりを可能としていける方法を模索しています。

ゼミ紹介

現在の社会では、子ども・若者の生活困難が「貧困」「ネットカフェ難民」「ひきこもり」などの言葉で注目されるようになっています。大学生のなかにも、奨学金返済や就職活動の不安を持っている人が少なくありません。ゼミでは、今の時代を生きる子ども・若者の生活の難しさの実態と背景、そしてその課題への取り組みを、文献や資料を読んだり、実践現場に行き、活動に参加したりすることを通して、一緒にゼミに参加するみなさんと考えていきたいと思います。

主な担当授業科目

社会福祉学演習/心理学/学びの発見/就労支援

所属学会

日本社会福祉学会/日本質的心理学会/日本公衆衛生学会

経歴・活動歴

石川県生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。 博士(社会学・立命館大学)。滋賀県立精神保健福祉センターひきこもり支援センター非常勤職員(2013~)などを経て、現在に至る。

主要著書・論文

単著

  •  『若者支援とソーシャルワーク』(2019年、法律文化社)

共著

  •  『「若者支援」のこれまでとこれから』(かもがわ出版)
  •  『「若者/支援」を読み解くブックガイド』(2020年、かもがわ出版)

単著論文

  •  「若者支援実践におけるピアスタッフの実践的価値:ピアスタッフのゆらぎに焦点を当てて」
  •  「ひきこもり支援の変遷にみる実践者の営為と政策上の課題」

共著論文

  •  「ひきこもる若者の語りに見る“普通”への囚われと葛藤:ひきこもる若者へのインタビュー調査から」
  •  「五島列島の若者を取り巻く生きづらさと地域」
  •  「韓日における子ども・若者の生活困難状態に関する基礎的研究:『家出』問題に対する韓国の青少年政策に注目して」