

東舘 紹見 教授 HIGASHIDATE Shoken
- 専門分野
- 【日本仏教史(古代/中世)】
博士(文学)
【研究領域・テーマ】
日本仏教史(古代・中世)/「国風文化」/社会と仏教/講会/浄土教史/真宗史
研究内容
平安中期から鎌倉期すなわち中世前期の文化・宗教、特に「国風文化」と称されてきた文化的動向の実態究明と、その歴史的意義の考察を課題としています。衣食住の「和様化」・かな文字の発達や、信仰面での密教・平安浄土教・御霊信仰・陰陽道の発達等の諸事象を、中世社会形成期の文化として総体的に考えたいと思っています。また、右に記した信仰に対して興った、専修念仏を始めとする鎌倉期成立の仏教や、当時盛んに行なわれた「講会」と呼ばれる法会の実態究明にも取り組んでいます。
ゼミ紹介
紫式部や藤原道長、平清盛、源頼朝、そして親鸞といった人物たちが活躍した、平安時代中期から鎌倉時代までを主な研究対象にしています。この時代は、貴族、寺社、武家の各勢力が、競い合いながら一つの国をつくっていました。ゼミでは、各自が関心のある出来事や人物について調べ、考えをまとめて発表します。どんなテーマをどう見るか?発表者の個性があらわれとても面白いです。京都という立地を生かし、関連する史跡を訪れるフィールドワークも大事にしています。
主な担当授業科目
【院】仏教文化特殊研究(演習)/歴史学演習/日本仏教史/真宗史/図書館情報資源特論
所属学会
仏教史学会/真宗連合学会/日本史研究会/日本宗教学会/日本仏教学会/真宗教学学会
経歴・活動歴
経歴
1963年岩手県生まれ。1986年大谷大学文学部史学科卒業。1994年大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。大谷大学文学部講師、准教授を経て、現在、大谷大学文学部教授。博士(文学)。
活動歴
佛教史学会評議員/真宗連合学会理事/真宗教学学会委員/大学コンソーシアム京都 京都高等教育研究センター 京都学研究会研究員/真宗大谷派 部落差別等に関する教学委員会委員/同 視聴覚伝道委員会制作部会制作委員/同 宗宝宗史蹟保存会委員/同 宗務審議会別院に関する委員会委員
主要著書・論文
著書
- 『『親鸞聖人伝絵』考察』(東本願寺出版、2022年)
共著
- 『蓮如・人と教え-『蓮如上人御一代記聞書』に学ぶ-』(真宗大谷派宗務所出版部、2000年)
- 『日本の名僧 5 浄土の聖者 空也』(吉川弘文館、2005年)
論文
- 「平安初期における法華講会の展開」
- 「勧学会の性格に関する一考察」
- 「院政期大元帥法の相承について」
- 「平安中期平安京における講会開催とその意義-応和三年の二つの経供養会を中心に-」
- 「古代中世移行期における法華一乗思想の展開とその歴史的意義」
- 「円仁の入唐求法と法会の始修-九世紀天台宗における法会催行とその歴史的意義-」
- 「近世本願寺寺内町と学寮」
- 「『法華経』受容としての観音信仰とその形態」
- 「親鸞における聖徳太子観-六角堂参籠時を中心に-」
- 「親鸞と一乗の系譜-出家・修学修行から六角堂参籠まで-」