研究内容

人間が自然との関わりの中でどのようにものづくりを行ってきたのか、そして近代以降それは変化したのかに関心があります。特に、近世から近代にかけてのイギリスにおけるデザインの技能のあり方を研究しています。ドレス等に仕立てられる絹織物に注目し、どのように作られていたのか、文書館史料や美術館に収蔵されている実物史料を用いてその実態を明らかにしています。

ゼミ紹介

卒業論文を書くためには、自分の関心を見つけ、先行研究を批判的に検討しながら、史料を解読する力が求められます。そのために、欧米史の文献や英語史料の講読を行い、研究する力を養います。また、美術館等で実物史料に触れる機会も大切にしています。自ら問いを立てて歴史を探究する面白さに触れてもらいたいと思います。

主な担当授業科目

歴史学演習/西洋史文献を読む/史学概論

所属学会

政治経済学・経済史学会/社会経済史学会/日本西洋史学会

経歴・活動歴

東京大学大学院経済学研究科経済史専攻博士課程修了。博士(経済学)。
公益財団法人京都服飾文化研究財団学芸員、愛知大学経済学部助教を経て、2026年に大谷大学文学部歴史学科着任。

主要著書・論文

論文

  • 18〜19世紀イギリスにおける“art”と絹織物——「奢侈」の検討を中心に
  • 近代イギリスにおける織物とデザイン——1851年ロンドン万国博覧会を通じた「趣味」の教育をめぐって
  • 19世紀前半イギリスにおける技術教育政策——「デザインの技術」振興の発想をめぐって