研究内容

保育者に求められる専門性の文化的な相違について関心をもち、研究しています。特に、子どもと関わるなかで保育者がどのような専門的思考のもと、対応方法を決めていくのかについて、日本とアジア諸国との違いを検討しています。近年では、バングラデシュやベトナムに現地調査に行き、保育者と子どもとの関わりについて動画や実践記録を取り、教員へのインタビュー調査をすることで研究を進めています。

ゼミ紹介

このゼミでは、日本または海外の保育の制度や実践方法の多様性について学んでいきます。世界では、いろいろな思想と歴史的な背景から多様な保育方法が生まれており、そのいくつかは日本にも影響を与えています。どのような保育がおこなわれているのか知ることで、日本の保育を客観的に見ることでき、実践の幅も広がります。文献調査や現地調査をおこないながら考えを深めていきましょう。

主な担当授業科目

幼児教育演習/教育実習指導(幼)/保育実習指導/実践体験活動演習(幼)

所属学会

日本比較教育学会/国際幼児教育学会/日本保育学会/日本乳幼児教育学会/子ども社会学会

経歴・活動歴

京都大学大学院教育学研究科単位取得退学 博士(教育学)。2017年より名古屋葵大学文学部講師。2026年大谷大学着任。

主要著書・論文

単著

  • 『バングラデシュの就学前教育 : 無償制度化の構造的特徴と人びとの教育選択』(明石書店、2021年)

共著

  •  『比較教育学原論』(協同出版、2019年)
  • 『哲学的な考えをいかす 新・保育原理』(教育情報出版、2024年)

論文

  • 「バングラデシュにおける保護者の就学前教育選択の論理—学校教育への期待と育児観の影響に着目して—」(『比較教育学研究』第53号、2016年)
  • 「バングラデシュにおける教師主導・知識獲得志向の就学前教育の支持理由—教師と母親の価値観に着目して」(『国際幼児教育研究 』第24号、2017年)
  • 「諸外国における保育のケア研究の諸相比較 —「共感」と「ケアの倫理」に着目して-(『名古屋女子大学紀要』第71号、2025年)