宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念
2010年度特別展「親鸞-その人と生涯-」 出品紹介
『親鸞聖人絵伝』/光圓寺蔵
絹本著色/江戸時代 1754(宝暦4)年/4幅
治承5年(1181)に出家のため慈円を訪ねるところから、入滅の10年後、文永9年(1272)大谷廟堂建立までの親鸞の生涯が4幅の掛幅にて表されており、各幅の下から上へと展開されています。
裏書から宝暦4年に東本願寺18代従如上人(1720~1760)から下付されたものと確認され、定型化した東本願寺系の図様をみることができます。