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2006年度冬季企画展

2006年度冬季企画展
「京都を学ぶ 古建築の意匠」

 寺院や神社は建築された以降もたびたび修復がくりかえされ、それぞれの時代にあった建築様式が取り込まれてきました。本展覧会では、本学が所蔵する京都の寺社の建築図面、特に現在「平成の大修復」が行なわれている真宗大谷派東本願寺の修復関係資料と明治から昭和にかけて古建築の技師として活躍した天沼俊一に関する資料を紹介します。
 東本願寺は江戸時代より3回の火災に見舞われましたが、多くの門徒の力によって古式にならいながら再建がなされてきました。ここでは明治の再建資料を中心に、内陣の荘厳や盛大に行われた儀式の様子をうかがいます。
 天沼俊一は自ら技師として京都の多くの寺社の建築に携わり、日本の「美」を表現しようと努めた人 物です。彼の研究姿勢は共に仕事を進めた建築家にも引き継がれました。
 本展覧会を通して、日本建築の「美」を再発見していただければ幸いに存じます。

会  期 2006年12月5日(火)~23日(土)
休 館 日 日曜日・月曜日
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
観 覧 料 200円(一般・大学生) 100円(小・中・高校生)
本学学生・教職員等は無料
※本館には駐車場がありませんので、ご来館に際しましては公共交通機関をご利用ください。

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