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2005年度 特別陳列 修復 端坊本 『歎異抄』 

2005年度特別陳列
修復 端坊本 『歎異抄』

 『歎異抄』は、親鸞の弟子唯円が著したもので、親鸞の言行を記録し、また当時の異説などを指摘して信仰を述べるなど重要な聖教です。
 原本は残されていませんが、蓮如の書写本のほか、室町時代の写本が数点知られています。大谷大学の蔵本は、もと端坊に所蔵されていたことから『端坊本』と呼ばれ、蓮如本に次いで古く、永正16年の年記があり、年記のある写本として最も古いものです。真宗大谷派の聖典においては底本として用いられています。
 虫損による傷みがあり、昨年から修復作業を行っていましたが、このほど作業が完了したのを記念して特別展示いたします。

会期 2005年11月11日(金)~12月3日(土)
休館日 日曜日・月曜日、11月19日(土)
但し11月27日(日)、11月28日(月)は開館
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料 200円(一般・大学生) 100円(小中高生)

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