2020年度指定研究/国際仏教研究
2020年度研究計画
研究名 | 国際仏教研究 |
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研究課題 | 諸外国における仏教研究の動向の把握と資料の収集・整理・公開 |
研究代表者 | 井上 尚実 |
研究組織 | <研究員> 井上 尚実(教授・真宗学) Michael J. Conway(講師・真宗学) 加来 雄之(教授・真宗学) 新田 智通(准教授・仏教学) 松川 節(教授・東洋史学) 松浦 典弘(教授・東洋史学) 箕浦 暁雄(教授・仏教学) <嘱託研究員> James C. Dobbins(オバーリン大学名誉教授) Mark L. Blum(カリフォルニア大学バークレー校教授) Paul Watt(早稲田大学エクステンションセンター非常勤講師) 下田 正弘(東京大学教授) 羽田 信生(毎田周一センター所長) Wayne S. Yokoyama(元花園大学講師) Robert F.Rhodes(EB誌編集長、大谷大学名誉教授) John LoBreglio(EB誌編集者、オックスフォード・ブルックス大学准教授) Dash Shobha Rani(本学准教授・仏教学) 三鬼 丈知(本学非常勤講師) 井黒 忍(本学准教授・東洋史学) Pham Thi Thu Giang(ハノイ国家大学附属人文科学大学准教授) 大西和彦(ベトナム社会科学アカデミー宗教研究院客員研究員) <研究補助員(RA)> 鶴留 正智(博士後期課程第3学年) 千葉 一生(博士後期課程第1学年) 厳 若琳(博士後期課程第2学年) NGUYEN TUONG GIANG(博士後期課程第3学年) |
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研究意義 ・目的
本研究は、諸外国における仏教を中心とした宗教研究の動向を把握するとともに、国際社会に対して本学の真宗・仏教研究を公開することを目的としている。近年、仏教学・宗教学の分野における国際化は以前にも増して急速に進んでおり、真宗についても外国語による研究を視野に入れなければならない状況にある。そうした動きに対応すべく、欧米と東アジアの言語文化圏を担当する二つの班を置いて活動する。 |
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研究計画 ・方法
①欧米班:「真宗を中心とした仏教研究動向を把握し、真宗関連資料の翻訳出版、欧米の 研究者・研究機関との共同研究を立案・推進する」 ●2015年のアンソロジー出版記念シンポジウムの成果、および2016年5月ELTEとの 第2回国際仏教シンポジウム「仏陀の言葉の解釈」の成果をまとめ、学術書として 出版するための作業を行う。 ●翻訳研究としてカリフォルニア大学バークレー校東アジア研究所・龍谷大学 世界仏教文化研究センターと合同で『歎異抄』のワークショップを実施する (6月に龍谷大学、3月にバークレー)。 ●『The Eastern Buddhist』誌発行業務および東方仏教徒協会の運営、国際宗教学・宗教史学会・ アメリカ宗教学会等の国際学会の参加 ②アジア班:「中国華北・東北・東部モンゴル地域の宗教と文化の研究、中国社会科学院 歴史研究所との共同研究を行うとともに、ベトナム社会科学アカデミー宗教研究院との 共同研究を行う」 ●2015年12月に開催した「中国古代史及び敦煌・トゥルファン文書研究」国際シンポジウムの 成果として論文集を出版する。 ●戦中期の大谷派の海外布教(中国)に関する公開研究会を開催する。 ●『日本仏教概説』『ベトナム仏教概説』の出版準備。『禅苑集英』の解読研究。 |
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