学術研究

2015年度指定研究/清沢満之研究

2015年度研究計画

研究名 清沢満之研究
研究課題 清沢満之の生涯と思想の研究を更に進め、その成果を『清沢満之全集』
の補遺として、発刊する。
研究代表者 藤原 正寿
研究組織 <研究員>
藤原 正寿(短期大学部准教授・真宗学)
加来 雄之(教授・真宗学)
一楽 真(教授・真宗学)
西本 祐攝(短期大学部講師・真宗学)

<嘱託研究員>
安冨 信哉(本学名誉教授)
村山 保史(教授・西洋哲学・日本哲学)
名畑 直日児(真宗大谷派教学研究所研究員)

<研究補助員(RA)>
村上 良顕(博士後期課程第3学年)
石原 樹(博士後期課程第2学年)

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研究意義 ・目的

清沢満之の研究については、すでに真宗綜合研究所の指定研究等においてなされ、その成果が『清沢満之全集』(岩波書店)全九巻の発刊という形で成されている。今回、その時収集できていなかった、史料(講義録、書簡等)が新たに発見され、その資料的価値に鑑み、全集の補遺として収録することによって、清沢満之に関する研究の更なる充実が図られる。同時に、この際他に、収集掲載すべき史料がないかを調査し、渉猟の上検討したい。
また、岩波版全集以前に発刊され、現在絶版となっている法蔵館版の『清沢満之全集』にのみ収録されている清沢満之に関する史料について、その後の研究者からの要望を受け、岩波版の全集の発刊意図に留意しつつ、掲載すべきであるかどうかを判断し、妥当であると判断されれば、岩波書店と協議の上、この機会に収録することも検討している。
 

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研究計画 ・方法

研究の計画については、研究体制を大きく二つに分け、講義録、書簡の収集整理および翻刻をする作業班と、清沢満之に関する史料を収集整理および検討する作業班で、研究を進めていく。
研究期間は、岩波書店との協議にも依るが、3年を目途として行いたいと考えている。

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