問い、続ける。

SCROLL

誰もが「答え」を求め、悩み、苦しみ、迷いながら生きている現代社会。
私たちの多くは、「答え」にこそほんとうの価値があると信じ、「答え」が手に入らない虚しさを嘆いている。

しかし、絶対に正しい「答え」など、存在しない。
私たちに必要なのは、「答え」ではなく目の前にある現実と、
その奥にある真実を見据え、そこに「問い」を見出すこと。
「問い」が道を開き、前へと進む力を与える。
だから、私たちは ── 問い、続ける。

問い、続ける。

自分に、問う。

世界を俯瞰し、社会を見つめ、そして自分自身と向き合う。私にできることは何なのか。私はどう生きるべきなのか。私は何のために生きているのか。
なぜ、学ぶのか。私とは何なのか。ひととき、歩みを止めて、自らに問う。そこがきっと、始まりになる。

問い、続ける。

社会に、問う。

私たちの身近な社会に目を向けると、そこには多くの問題が山積している。多様性を重んじる流れもある反面、さまざまな差別や不平等は存在し続けている。格差と分断は広がる一方だ。人々が幸せに暮らすことができる、より良い社会とは、どうあるべきなのだろうか。

人間って、なんだ?

問い、続ける。

世界に、問う。

今世紀に入って20年以上が経ってもなお、この世界は争いに満ち、貧困や飢えに苦しむ人々は救われないままだ。なぜ、人は争い続けるのか。理不尽な暴力にさらされ、傷つけられる人々をなくすために、私たちにできることは何だろうか。力のあるものが、弱いものを蹂躙し、傷つけあう世界を変えることはできないのだろうか。

卒業生からのメッセージ

大谷大学での出会い・学びがあったから、今の自分が在る。自分とは何か?
卒業生は、今も、問い、続ける。

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在学中は教員を目指し勉学に励む。
在学中の介護等体験で介護職に興味を持ち就職。
約9年後に退職し、在学中から行っていた音楽活動と、飲食が一緒にできる現在の飲食店をオープンし、こども食堂や地域の音楽フェスなど、店舗を拠点に地域と音楽を結びつける活動を精力的に行っている。

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大谷大学からのメッセージ

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Vol.1 2019 Release

無知は、罪か。

無知であることは、悪いことでも恥ずべきことでもない。「知らない」ということを謙虚に受け入れるところから、広がっていく可能性がある。

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Vol.2 2019 Release

「いいね!」で、いいのか。

SNS上で日々気軽に交わされている「いいね!」。しかし、スマホの画面の向こうには、複雑なRealがあるはず。そこに思いを馳せてみよう。

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Vol.3 2019 Release

世界を変えることはできるか。

争いの絶えないこの世界を、変えることはできるのだろうか。大切なのは、他者の世界に触れ、その声に耳を傾けることではないだろうか。

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Vol.4 2021 Release

私たちは孤独だろうか。

初代学長 清沢満之の問いかけを起点に、大学生活を通して得たものや、自分自身の成長について、学生たちが自らの言葉で語っていく。

問い、続ける。