2018/06/28【社会学部】
大谷大学社会学会公開講演会
「外国人労働者:その実態と共生への課題」
日本の職場での外国人労働者はますます増加し、昨今その重要性がとみに増しています。なかには外国人なしでは機能しない労働の場も存在しています。中国、韓国、フィリピン、ベトナム、ブラジル、ネパールなど様々な国から、様々な文化を背景とした人たちが、私たちの周りで労働しています。最近では、家事支援、建設、介護、農業にも外国人労働者を積極的に受け入れており、そして技能実習生(実質、労働者)も増え続けています。そのなかで、外国人労働者は、仕事のみならず住居やお金、医療、人間関係で深刻な困難に直面します。
東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けてますます増加することが予想される外国人労働者と私たちはどう、向き合えばいいのでしょうか。外国人労働者が遭遇する困難の実態をまず学びましょう。私たちは外国人と共生することはできるでしょうか、この講演を契機に考えてください。
この公開講演会は下記の通り開催しますので、多数ご出席くださいますようご案内します。
【大谷大学社会学会】
一般来聴歓迎・事前申込不要・入場無料
概要
日時 | 2018年6月28日(木)13:00~14:30 |
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会場 | 大谷大学 慶聞館 1階 K102教室 |
対象 | この講演会は授業の一環として開催されますが、一般にも公開しています。 |
講師:金朋央 氏 (NPO法人 コリアNGO センター)
1974年生まれ、韓国籍の在日コリアン3世。2010年よりNPO法人コリアNGOセンター東京事務局長。在日外国人の人権保障・差別撤廃、地域の多民族多文化共生社会づくりなどの活動に関わるなかで、在日外国人の相談・支援にも携わっている。 |