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大学院文学研究科

研究を充実させるカリキュラムと「仏教の思想」

大学院のカリキュラムは基礎科目、主要科目、関連科目という三本立てで構成されています。基礎科目では専門的研究のための基礎力をつけ、主要科目で関心領域の研究を深め、関連科目で幅広い視点を身につけるという、それぞれ明確な目標をもってカリキュラムが構成されています。修士課程を修了し、「修士(文学)」の学位を得るためには、基礎科目6単位(「仏教の思想」2単位、「基礎研究(文献研究)」4単位)、主要科目8単位、関連科目20単位の計34単位を修得し、修士論文を提出しなければなりません。また博士後期課程を修了し、「博士(文学)」の学位を得るためには、基礎科目2単位(「仏教の思想」)、主要科目12単位、関連科目4単位(外国文化文献研究)を修得し、さらにもう1ヵ国語の学力認定を受け、博士論文を提出しなければなりません。
本学大学院では学長が自ら行う「仏教の思想」が修士・博士後期両課程において必修科目とされています。この科目は本学大学院で学ぶことの意味について考えてもらうための、全専攻における学びの基礎となる授業として、カリキュラムのなかで重要な役割をもっています。

満期退学制度を廃止し、円滑な学位授与システムを導入

本学博士後期課程においては、従来、入学後3年間で所定の単位を修得して満期退学し、その後研究を継続し、3年以内に博士論文を提出して「博士(文学)」の学位を取得するのが一般的でした。しかしながら、学位授与の円滑化をはかるため、この満期退学制度を廃止し、在学中に博士論文を提出し学位を取得できるよう、2009年度入学生から研究指導体制を改訂しました。さらに、複数教員が指導するゼミを開講し、博士論文作成に向けての研究を行う体制が整備されました。
ただしこの新体制においても、博士後期課程入学後学位取得までは、最短の修業年限である3年を超えることもありえますので、4年目以降の学費等については、取得単位の条件により授業料の減免の経済的支援をおこなっています。

世界最先端の研究に触れる「大学院特別セミナー」

本学では1992年以来、世界の第一線で活躍する研究者を客員教授として招き、「大学院特別セミナー」を開催しています。このセミナーは、他大学の研究者や大学院生に開放されているため、国際的な学術交流の場として役立っています。
特別セミナーは2週間程度の集中講義形式で行われます。またセミナーの補助を務める本学教員により、参加予定学生を対象としてプレセミナー(事前講義)が実施され、セミナーで取り上げられる課題について事前に学習します。

多様な研究意欲に応えるソフトとハードの充実した環境

学内はもちろん学外からも多くの優れた研究者を講師に招くなど教授陣の充実に尽力。文献研究では、世界に誇る図書館の豊かな古文献が存分に利用できるなど、幅広い学識と高度な専門知識を育む充実した研究環境を用意しています。

「京都・宗教系大学院連合」—大学院の単位互換制度—

京都・宗教系大学院連合(K-GURS)は、2005年に京都を中心とした宗教系大学の大学院が、それぞれの宗教や宗派の特色を生かした教育プログラムを相互に提供することにより、次世代の宗教研究者、宗教指導者、宗教に関するプロフェッショナルとなる人物育成を行うとともに、研究上の相互交流を図ることを目的として設立されました。2006年度からは加盟大学間の協定に基づき単位互換制度を実施しました。この単位互換制度により、他の多くの仏教系大学院の授業を聴講し、さらにはユダヤ教・キリスト教・イスラームを学ぶことも可能になりました。加盟校は、以下の7つの大学院及び大学です。
●大谷大学大学院  文学研究科    ●高野山大学大学院 文学研究科    
●種智院大学     人文教学部    ●同志社大学大学院 神学研究科    
●花園大学大学院  文学研究科    ●佛教大学大学院   文学研究科
●龍谷大学大学院  文学研究科

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