仏教学専攻
2011/12/05
2011/10/31
2011/10/21
2011/07/22
2011/07/07
教育研究目的
人間が真の人間となる道を求め、仏教を学問的に研究し、その真髄を学ぶ。
修士課程
仏教の原点であるインド仏教をはじめ、東南アジアやチベット、中国や日本などの諸地域に広がる仏教思想の解明を主要課題とする。
仏教学は、真宗学とともに大谷大学における車の両輪のような専攻分野です。開学以来、日本における仏教研究の先駆的役割を果たすのみならず、世界の仏教研究をリードする業績をあげてきました。また、チベット大蔵経・パーリ三蔵をはじめとする貴重な研究資料の蒐集にも鋭意努力してきました。
本専攻では、仏教の原点であるインド仏教をはじめ、東南アジア、チベット、中国、日本などの諸地域に伝わる仏教思想の解明を主要課題としています。緻密な文献研究を方法論として、仏教思想の解明をめざします。そのために、サンスクリット・パーリ・チベット・漢語等の言語を修得し、高度な読解力を身につけることが要請されます。
輝かしい伝統、豊富な資料、充実した教授陣、他専攻との交流の配慮された広い総合研究室など、大学院生にとっては、仏教研究に没頭できる環境のよく整った専攻分野です。
博士後期課程
諸外国からの留学生や他専攻の学生との交流を通じて自己の研究領域の視野を広めつつ、研究者としての第一歩となる博士論文の作成に邁進する。
本学は、過去に多くの優れた研究者を輩出して、世界的に認められた仏教研究のセンターです。博士後期課程で仏教研究を志す大学院生にとって、その環境は情報センターや完備した図書館などを備えた響流館の完成により、さらに恵まれたものとなりました。豊富な資料、学界で高い評価を得ている教授や研究者たち、内外の学者との交流に便利な地の利など、大学院生たちは豊かな研究生活を満喫しています。
総合研究室では、各自にロッカーが貸与され、デスクも自由に使用できます。また、研究に関しても、博士後期課程を終えて着任している任期制の助教から適切な助言を得ることができます。諸外国からの留学生、他専攻の学生との交流を通じ、自分の研究領域の視野を広めることも可能です。このような研究環境のもとでこそ、研究者としての第一歩となる博士論文の作成に邁進することができます。
基礎科目
| 授業科目 | 授業テーマ |
| 仏教の思想 | 現代に生きる我々にとって仏教とは何か —大谷大学における学び— |
| 仏教学基礎研究(文献研究)1 | ナーガールジュナ(龍樹)著 『根本中論頌』の梵文講読 |
| 仏教学基礎研究(文献研究)2 | チャンドラキールティ(月称)著『プラサンナパダー』(明らか なことば)第25章「涅槃の考察」の梵文講読 |
主要科目
| 授業科目 | 授業テーマ |
| 仏教学特殊研究I(講義)1 | 初期仏教の研究史 —その方法と最近の研究業績— |
| 仏教学特殊研究I(講義)2 | 仏教研究の方法と主要な研究業績を知る |
| 仏教学特殊研究II(文献研究)1 | 中観論書の解読研究 |
| 仏教学特殊研究II(文献研究)2 | |
| 仏教学特殊研究III(演習)1a | アビダルマ教義学の研究 |
| 仏教学特殊研究III(演習)1b | |
| 仏教学特殊研究III(演習)2a | 『現観荘厳論』に基づく般若経の思想 |
| 仏教学特殊研究III(演習)2b | |
| 仏教学特殊研究III(演習)3a | 『注維摩詰経』方便品の研究 |
| 仏教学特殊研究III(演習)3b | 『注維摩詰経』弟子品の研究 |
| 仏教学特殊研究III(演習)4a | 最澄教学の研究 |
| 仏教学特殊研究III(演習)4b |
最近の修士論文題目(抜粋)
●アングリマーラの受けた業の報いについて -特にパーリ仏典を中心として-
●『倶舎論』「破我品」における犢子部のプドガラ説
●慈覚大師円仁相伝の念仏
●『テーラガーター註』における菩提と菩薩について
●無表業の考察
●『往生要集』の念仏 -菩提心を中心として-
●叡尊の非人救済
●初期中国仏教における般若思想の研究
●涅槃経における「如来常住」思想
●菩提心と願の研究 -『華厳経探玄記』を中心として-
●『華厳経』「如来出現品」の研究
●『マハーバーラタ』におけるDharmalaksana -『マヌ法典』を手がかりとして-
●『中辺分別論』相品における三性説について
●安慧造『唯識三十頌釋』における仮説について
●『一乗要決』にみる源信の成仏論 -法華一乗の定立と仏性の遍在性の観点から-
●天台の実践行 -法華三昧の研究-
●Maha-parinibbana-suttantaにおける涅槃
●般若経における菩薩の語義解釈
●中国南北朝時代における『涅槃経』理解 -『大般涅槃経集解』を手がかりとして-
●チャンドラキールティの二諦説 -『プラサンナパダー』を中心にして-
●Visuddhimaggaにおける戒の考察
●所知障の研究
●一遍の浄土教について -名号を中心として-
●『大般泥経』から『大般涅槃経』における思想的発展部分の考察
-伊字の三点と本有今無偈を中心に-
●初期大乗仏教における功徳法
最近の課程博士論文題目(抜粋)
●有我・無我の対論におけるプドガラ説 -犢子部・正量部を中心として-
●説一切有部における得・非得の研究
●中観学派と瑜伽行学派の対論とその意義 -『般若灯論』第25章を中心として-
●如来蔵思想における「法身」について -『宝性論』を中心にして-
●ナーガールジュナにおける見と縁起 -『中論』第27章を中心として-
●南伝上座仏教における菩提樹崇拝の研究
●『一切悪趣清浄儀軌』の研究 -Buddhaguhyaの註釈を中心に-
●『菩薩瓔珞本業経』の研究
●初期唯識思想における意言(manojalpa)
●ヨーガ修行における神の意味とイーシュヴァラ神の展開



