仏教文化専攻
2010/07/28
2010/07/12
2010/07/08
2010/07/02
2010/06/30
教育研究目的
仏教を土壌として形成されてきたアジア諸地域の文化を歴史学研究と文学研究の両面から解明し、日本・東洋の仏教文化の精粋を考究し、発信しうる人物の育成をめざす。
修士課程
日本文化と東洋文化の2コースに分かれ、 史学と文学の手法による文献読解を中心に、 総合的な研究に取り組む。
仏教は、アジア諸地域の思想はもとより、政治・経済・文学・言語・風俗などに大きな影響をあたえており、仏教を土壌として各民族の文化が形成されてきたといえます。
本学の仏教文化専攻は、アジア諸地域の仏教に関わるさまざまな事象からテーマを見出し、日本文化と東洋文化の2コースに分かれて、史学と文学の手法を用いて、文献読解を中心に、総合的な研究に取り組んでいます。
本学は、古くから日本と東洋の歴史学・仏教史学・文学などが個別にその研究を担い、特色ある研究を展開してきた伝統をもちますが、そうした個別の「学」の方法や成果をベースにしつつ、それらを総合して「仏教文化学」としての追究を試みる視点をもちつづけています。
グローバルな視点からの研究の必要性が求められている現代にあって、私たちの社会のよってたつアジアの文化を、仏教の視点から真摯に問い直していくことこそが必要であると考え、欧米における文化との比較や、異文化間の交流を対象にした研究もカバーしています。
博士後期課程
より高度な知識や教養を身につけ、 自立した研究者としての資質や、 高度専門業務に必要な研究能力を養う。
博士後期課程では、修士課程での取り組みをふまえて、より高度な知識や教養を身につけ、自立した研究者としての資質や、高度な専門業務に必要な研究能力を養うことを目標としています。さらに、博士論文を作成することが最終の目標となります。
博士論文には、課題究明の独創性と研究水準の高さとが求められますが、「仏教文化特殊研究Ⅲ」(演習)は、史学や文学を専門とする教授陣との共同研究方式を基本とするため、さまざまな視点からの研究に対する、きめ細かい適切な指導を得ることができます。
世界的な権威を客員教授として招聘し開講している「大学院特別セミナー」は、自己の研究を深め、また幅を広める貴重な機会となっています。2006年度の「大学院特別セミナー」では、フランス国立高等研究院のハルトムート O.ロータモンド教授による「欧日文化交流の諸問題—19世紀末『内地雑居論』の現代性を探る—」の講義、およびディスカッションが行われました。
最近の修士論文題目(抜粋)
明代諸王問題 —漢王高煦の「叛亂」—
明治六年留守政府の外交と副島種臣
安芸国厳島の民俗宗教史研究
教部省における神仏間の対立構造
平安中後期の女流文学から見る女性の仏教信仰
日本古代村落史研究
中国僧官制度考—南北朝における僧団支配の展開—
中世惣村史研究—「惣村」像の再検討—
近世尾道宗教史研究—元禄期以降浄土寺を中心に—
最近の課程博士論文題目(抜粋)
近代日本における浄土及び阿弥陀仏観の推移・変遷の研究
近世地域社会における真宗道場の性格
近世土佐藩社会における学問・身分と宗教文化
和泉式部・小野小町の人物像の比較研究
—平安歌人から中世遊女までの人物像変遷について—
戦国・織豊期の大和と本願寺教団
『金鰲新話』研究
中世縁起・伝承の史的研究
近松世話浄瑠璃の改作について
—『曽根崎心中』・『冥途の飛脚』・『心中天網島』—





