仏教文化専攻
- 2009/12/09
- 2009年度 “人権問題を共に考えよう”全学学習会
- 2009/05/28
- 2009年度 大谷学会 春季公開講演会
アジア諸地域における仏教文化を、
具体的事象にてらしてダイナミックに考究する。
修士課程
日本文化と東洋文化の2コースに分かれ、 史学と文学の手法による文献読解を中心に、 総合的な研究に取り組む。
仏教は、アジア諸地域の思想はもとより、政治・経済・文学・言語・風俗などに大きな影響をあたえており、仏教を土壌として各民族の文化が形成されてきたといえます。
本学の仏教文化専攻は、アジア諸地域の仏教に関わるさまざまな事象からテーマを見出し、日本文化と東洋文化の2コースに分かれて、史学と文学の手法を用いて、文献読解を中心に、総合的な研究に取り組んでいます。
本学は、古くから日本と東洋の歴史学・仏教史学・文学などが個別にその研究を担い、特色ある研究を展開してきた伝統をもちますが、そうした個別の「学」の方法や成果をベースにしつつ、それらを総合して「仏教文化学」としての追究を試みる視点をもちつづけています。
グローバルな視点からの研究の必要性が求められている現代にあって、私たちの社会のよってたつアジアの文化を、仏教の視点から真摯に問い直していくことこそが必要であると考え、欧米における文化との比較や、異文化間の交流を対象にした研究もカバーしています。
博士後期課程
より高度な知識や教養を身につけ、 自立した研究者としての資質や、 高度専門業務に必要な研究能力を養う。
博士後期課程では、修士課程での取り組みをふまえて、より高度な知識や教養を身につけ、自立した研究者としての資質や、高度な専門業務に必要な研究能力を養うことを目標としています。さらに、博士論文を作成することが最終の目標となります。
博士論文には、課題究明の独創性と研究水準の高さとが求められますが、「仏教文化特殊研究Ⅲ」(演習)は、史学や文学を専門とする教授陣との共同研究方式を基本とするため、さまざまな視点からの研究に対する、きめ細かい適切な指導を得ることができます。
世界的な権威を客員教授として招聘し開講している「大学院特別セミナー」は、自己の研究を深め、また幅を広める貴重な機会となっています。2006年度の「大学院特別セミナー」では、フランス国立高等研究院のハルトムート O.ロータモンド教授による「欧日
文化交流の諸問題—19世紀末『内地雑居論』の現代性を探る—」の講義、およびディスカッションが行われました。
基礎科目
主要科目
最近の修士論文題目(抜粋)
過差の論理と歴史的意味—中世初期を中心として—
明代における村落共同体について—福建地方の里社壇と郷厲壇を中心に—
魏晋南北朝江南の仏教受容と尼僧
近世初期における仁政イデオロギーの展開と変容—「慈悲」概念を中心として—
伝道範著『遍明院大師明神御託宣記』からみる中世前期高野山の宗教世界
東国の真宗と太子信仰
南北朝真宗史試論—大谷廟堂寺院化への諸相—
『源氏物語』注釈史論
明代諸王問題—漢王高煦の「反亂」—
最近の課程博士論文題目(抜粋)
近代日本における浄土及び阿弥陀仏観の推移・変遷の研究
近世地域社会における真宗道場の性格
近世土佐藩社会における学問・身分と宗教文化
和泉式部・小野小町の人物像の比較研究
—平安歌人から中世遊女までの人物像変遷について—
戦国期宗教勢力論
『金鰲新話』研究
中世縁起・伝承の史的研究
近松世話浄瑠璃の改作について—『曽根崎心中』・『冥途の飛脚』・『心中天網島』—





