国際文化専攻
2010/07/28
2010/07/12
2010/07/08
2010/07/02
2010/06/30
教育研究目的
古今東西の多様な文化に向き合い、そこに見出される関係性や普遍性に注目することによって、高度な学問的洞察力と広い国際的発 想力をもつ人物の育成をめざす。
修士課程
欧米とアジアの文化の諸相を、 個と普遍の視座から探究。
地域文化研究と比較文化研究という、縦糸と横糸の2つの観点からカリキュラムが構成され、多くの少人数授業が設けられています。地域文化は、大きく英米文化、ヨーロッパ(EU)文化、アジア文化の3地域に大別され、教員は学生個々の興味や個別テーマと積極的に関わり、きめの細かい指導を行うとともに、巨視的見方を養います。また、文学、言語文化、芸術、歴史、思想などの学問分野や学際分野をも豊かに取り込めるだけの、柔軟で確固とした研究能力が身につくよう指導します。
こうした目標達成のため、主要科目「地域文化特殊演習」は、各年度の後期には地域の枠を超えた合同ゼミ形式で行われます。このゼミは、学生の研究発表と質疑、討論、複数教員による助言というユニークな形で行われ、これによって学生は、各地域文化の特異性に通暁するだけでなく、地域の枠を超えて発想し、新たなテーマを発見し、展開できるだけの力をしっかりと培うことができます。
また、英語教諭一種免許状の取得をめざすのにも好適です。
博士後期課程
国際文化における個と普遍のテーマをさらに拡大・深化させ、 グローバルな貢献をめざす研究者を育成。
博士後期課程では、修士課程での比較文化研究、地域文化研究をふまえ、それをさらに推し進め展開していきます。
専門研究をより精緻に継続するとともに、ひろく東洋文化、西洋文化について、代表的文献の徹底的読解、思索、そして議論により、それぞれの思想文化をより深い次元で総合的に把握できるよう指導します。
また、それぞれの専門テーマの根源にある精神文化を深く学ぶことで、グローバルな規模でさまざまに柔軟な発想ができる研究者の育成をめざします。
特定領域に関する専門研究の深化だけでなくクロスカルチュラルな視座を獲得することで、真に斬新な発想も生まれ、独創的な研究業績を世に問うことも可能になると考えるからです。それゆえ国内外の他大学院からも学生を受け入れています。指導は各専門領域の外国人教員と日本人教員が協力してあたります。
最近の修士論文題目(抜粋)
老舎『正紅旗下』から見る北京の旗人社会
ミラレーパを取り巻く女性たち
—ツァンニョン・ヘールカ『ミラレーパ伝・解脱一切智者道説示』を通して—
梅から桜への推移—懐風藻から古今集における変化—
現代中国都市の婚姻家庭生活における女性
日本の近代小説に描かれた家・恋愛・結婚
『桃太郎』文献と疱瘡儀礼
『今昔物語集』の天狗における魔の性格
創造力育成のための舞踊創作支援システムの研究開発
アジャンター石窟寺院における空間構造の変遷
寺院を中心としたコミュニティ形成の可能性について
—タイ都市部における新仏教運動の観点から—
エローラ石窟寺院の内部空間構造—とくに仏教窟について—
Bhagavadgitaにおけるsamkhyaとyogaについて
—Karmanの否定からKarmanの肯定へ—
西洋個人主義のかなた—Lafcadio Hearnによる明治近代化への批判—
ペロー童話における森をめぐって
パーリ文『ミリンダパンハ』と漢訳『那先比丘経』について
A Study of Bertrand Russell—a role of Scientists and their Ethics—
最近の課程博士論文題目(抜粋)
古代インドにおける四住期段階説の成立
アムド・チベット人の活動とその歴史的意義—14世紀~18世紀の内陸アジア史—
ダライラマ13世時代(1876−1933)のチベット政治史
—「近代化」と「仏教」のあいだ—
Milindapanhaの成立と初期経典の発達
後伝期初期のチベット仏教世界 —カダム派を中心として—
古代インドにおける放捨のヨーガとナーラーヤナ信仰





