Features 学科の特徴

  • 身近なトピックを学問的に考察する

    POINT01

    現代社会ならではの事象や現代人が直面する悩みを、社会学的に探究。日頃の悩みや疑問を身近な興味・関心事を題材として、深掘りしていきます。基礎修得後は、「公共社会」「人間関係」「現代文化」から突き詰めたい視点を選択し、授業や演習を自由に組める体制です。

  • 基礎から実践へと段階的にステップアップできる

    POINT02

    第1・2学年では、現場に出る前の学びとして、社会調査の技法、倫理の基礎を修得。第3学年からはフィールドワークやメディア・コミュニケーションに関連する実践科目を選択します。15名ほどの少人数制ゼミにより、テーマの掘り下げ方や社会学的な切り取り方を訓練します。

  • 広範な分野に通用する知識や経験を身につけられる

    POINT03

    課題や仮説を設定し、調査で検証する力、解決策を導く力が磨かれます。また、社会の事象にアンテナを張る習慣がつくため、先行き不透明な現代社会で、何が必要とされているかを的確に選び取る嗅覚も身につきます。

現代社会学科で出会う問い

こんなテーマの問いを追求できます!

人を癒すとはどういうことなのか?
人間のこころの特徴は?
新しいビジネスを生み出すには?

こんな人に学んでほしい

  • 身近な問題を取りあげ、背景や原因を徹底的に調査したい人
  • 社会を観察する鋭い視点や分析力を培いたい人

現代社会学コース

  • 公共社会

    貧困の原因の多くは「社会」にあるといわれています。男女の賃金格差や雇用の不均等、不平等な環境や制度などの社会問題・人権問題の実態を調査・分析し、解決のための糸口を探します。個人と社会の折りあいを巡る事柄について、社会調査や文献読解を通じ、社会学の視点から理解を深めます。

  • 人間関係

    簡単に人間関係が築けるツールとしてだれもが利用するようになったSNSは、便利な反面、いじめの原因になったり、リアルな人間関係が苦手になったりする危険性もはらんでいます。現代のコミュニケーション、こころの絆について、社会調査や文献読解を通じ、社会学の視点から理解を深めます。

  • 現代文化

    アニメ・マンガ・ゲームの世界と私たちの日常とのつながり、祭り・スポーツ・ファッションといった現代文化の普及や流行の背景など、ポップカルチャーのフィクションに感じるリアリティ、人と世界の新しいカタチを考えます。現代人の今について、社会調査や文献読解を通じ、社会学の視点から理解を深めます。

カリキュラム

  • 1年次

    専門的な学びに向けて、基礎知識を修得

    大学の学びへとスムーズに入っていくための必修科目を複数学びます。「現代社会基礎」と「社会学入門」では、社会について考える際に必須の基礎知識を身につけ、“社会学と社会科の違い”を理解します。また、「社会統計基礎」と「フィールドワーク技法基礎」により、専門的なアプローチの入り口に立ち、2年次以降の学びにつなげます。

  • 2年次

    実践科目を中心とした 学び方をサポート

    「社会学演習Ⅱ」では教員が履修指導を行い、フィールドワークやプロジェクト研究などの実践的な科目を中心に、講義・演習を組みあわせた学び方をサポートします。自分の興味・関心が現代社会学コースの「公共社会」「人間関係」「現代文化」のいずれに該当するのかを教員と考えながら、“社会学的な視点で学びをとらえる”ことをめざします。

  • 3年次

    情報収集の力と、意思を伝える技術を修得

    第2学年から引き続き担当する指導教員のもとで、学生一人ひとりが自由に設定したテーマに基づき、どのような情報収集(文献、フィールドワーク、統計資料など)が可能かを、より掘り下げて検討し実行していきます。また、3年次はプレゼンテーションの機会が増えるため、公の場で説得的に自分の意見を伝える技能を身につけます。

  • 4年次

    大学生活の集大成として 卒業研究を完成させる

    担当の指導教員のもと卒業研究を完成させます。論文の表現方法を理解し、それに伴う執筆技法を修得します。独自のフィールドワークに取り組んだり、ゼミ生どうしでのディスカッションなどを通して、一つの作品を仕上げる過程は、大学生活の集大成となります。この経験は卒業後、仕事の現場で企画・立案をする際にも生かされていきます。

[学科専門科目 92単位以上/共通基礎科目 18単位以上/現代総合科目 6単位以上]

授業ピックアップ

社会学文献講読(公共社会)2

現代社会の諸問題の理解を深める

社会学文献講読(公共社会)2
社会学文献講読(公共社会)2

近年刊行の新書や入門書を輪読し、「コミュニケーション」「LGBT」「若者(論)」「メディア」といったキーワードから、現代社会の諸問題について関心を深めていきます。発表する、参加する、議論するといった、演習本来の「学び」方を身につけます。

学生Voice

あらゆるアプローチで、若者論を考察!

“空気を読む” 若者を論じた社会学の文献を読み、グループで考察して発表や議論を行います。要約やプレゼンテーションのコツをつかみ、今後の学びや社会に出てからも役立つスキルが身につきました。
  • 社会学部 現代社会学科 第4学年 田中 夢太さん