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2019年度新着一覧

2020/02/19

2019年度「開学記念式典並びに初代学長清沢満之謝徳法要」を厳修

今年度の「開学記念式典並びに初代学長清沢満之謝徳法要」は、台風19号の影響により延期となっていたため、2月1日(土)13:00より本学講堂にて執り行われました。開式後は、混声合唱団による仏教讃歌の後、学長の調声のもと全員で『正信偈』を唱和しました。

  • 勤行の様子
  • 木越学長による挨拶

         勤行の様子                                                         木越学長による挨拶

次に、学長より「大谷大学の歴史は、1665(寛文5)年に東本願寺内に設置された僧侶の養成機関である学寮にはじまるが、1901(明治34)年に東京の巣鴨で「真宗大学」として開学された10月13日を本学の開学記念日と定めている」と本学開学についての説明がありました。また、「本学は仏教の精神及び親鸞聖人の思想が教育・研究の根底にあるが、複数学部化は、仏教の伝統を解体するのではなく、より強化するものである。教職員と学生にとっては開学の意味、建学の理念を確かめる大事な機会であり、本学の果たすべき役割を学んでもらいたい」と述べました。

引き続き、以下のとおり記念講演が行われました。

日   時 2020年2月1日(土)13:30~
会   場 大谷大学 講堂
講題・講師 「哲学:デモクラシーのレッスン(Philosophy to the People)」
      鷲田 清一 氏(本学客員教授/大阪大学名誉教授)
  • 鷲田先生による記念講演の様子

鷲田先生による記念講演の様子

今回ご講演いただいた鷲田清一先生の講演タイトルは、ジョン・レノンの曲“Power to the People”になぞらえ、哲学を研究者の専有物から解放し、民衆の力にするという趣旨でつけられました。また、講話では、阪神・淡路大震災と東日本大震災後のご自身の活動や体験をご紹介いただきながら、copresenceなど“co(共感すること)”の大切さについてご教示いただきました。ご講演の最後には、「市民社会の成熟に必要不可欠な“人が考える力”をつけていく手段として哲学を使ってほしい」と、学生の大学での学びにおける今後の指針を示していただきました。

【総務課】

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