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2019年度新着一覧

2019/10/04

2019年9月 御命日勤行・講話 厳修

御命日勤行・講話 厳修

9月25日(水)10時40分より、今月の「親鸞聖人御命日勤行」を本学講堂において厳修しました。勤行は、混声合唱団の「仏教讃歌」で始まり、『正信偈』を学長の調声のもと全員で唱和しました。

次に本学の学生2名より感話をいただきました。

1人目の学生は“私のBe Real”というテーマで、「小学校教諭を目指す中での授業や、英語教育のため滞在したカナダにおいてさまざまな問題を知ったことで、自分は現実に目を向けずに生きてきたことを痛感し、無知の恐ろしさ、そして現実に向き合う必然性を感じた。大学が掲げる『Be Real』の姿勢を持ちつつ、他人の課題ではなく自分の課題として物事を捉え、自分には何ができるのかということを、教諭を目指す者として子どもたちと考えたい」と話してくれました。

2人目の学生は“大谷大学での学び”というテーマで、「人は自分の経験や考えから日々選択しており、選択の可能性は無数にある。私が経験してきた大谷大学での授業や実習、ボランティア活動などの多くの選択は有意義だったと思う。それは、大学を構成する一人ひとりや大学そのものが、私の目的に向かうための選択を後押しし、結果として、未来への選択も絞ることができたためである」と話をしてくれました。

  • 学生による感話の様子

学生による感話の様子

続いて、本学の柴田みゆき教授から「ロンドンの墓地からみえる歴史と家族像」と題する講話がなされました。講話では、「産業革命後のロンドンでは人口爆発による墓地不足から、企業経営による墓地が生まれた。その一つであるブロンプトン墓地は後に公園化され、墓石情報だけでなく、同墓地の整備状況と来訪者の関係からも、家族に関する情報を多く得ることができる。個人情報保護や倫理に干渉することなく、現在を生きる我々に有益な情報を提供できる方法があり得ることを、この墓地は示唆しているのではないだろうか」とお話しいただきました。

柴田みゆき教授による講話の様子

柴田みゆき教授による講話の様子

大谷大学大学院育英奨学生証書授与式 挙行

引き続き「大谷大学大学院育英奨学生証書授与式」が執り行われ、奨学生18名(修士課程13名、博士後期課程5名)に対し、奨学生証書が授与されました。

奨学生証書授与式の様子

木越学長からは「この奨学金は、学業成績とともに人物が特に優秀な学生へ給付されるものである。『人物』は、学問の積み重ねで培われていく。『学業』については、大学院生なので既に深い研究を行っていることと思うが、ますます研鑽に励んでほしい。」との告辞がありました。最後に、本学の混声合唱団と出席者で大学歌を斉唱し、閉式となりました。
【総務課・学生支援課】

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