2018/02/08~2018/02/15【図書館】
京都ユニバーサル・ミュージアム「触る学ぶ展覧会—子供を護る守り紙—」【図書館イベント】
図書館では、2018年2月8日(木)から15日(木)まで、「触る学ぶ展覧会—子供を護る守り紙—」を開催いたします。このイベントは、本学卒業生が所属する、京都ユニバーサル・ミュージアムの企画に本学図書館が協賛し開催します。
また、2月9日(金)には、来館者向けイベントとして「笑って治す疱瘡絵(ほうそうえ)の解説」を開催いたします。
【本プロジェクトの目的】
美術館・博物館は通常、「見る」という行為が不可欠です。しかし、視覚障害者はその行為が十全に行えません。そのため、美術館・博物館から実質的に疎外されています。このような視覚障害者も楽しく利用できる「ユニバーサル・ミュージアム」を、京都を中心に実験的に行い、展示の内容や手法を様々な立場の観衆に問いかけることが、本プロジェクトの目的です。このプロジェクトを通して面白いミュージアムの可能性を考えていきたいと思います。
<テーマ>
今回展示するものは「疱瘡絵」という浮世絵です。江戸時代、疱瘡(天然痘)が流行すると、疱瘡に罹った子供の治癒を祈って疱瘡絵という一枚の浮世絵を渡していました。そこには、病気の苦痛を少しでも和らげてあげたいと思う、子を大切に思う親の思いやりの気持ちが込められています。
疱瘡絵は見る人を笑顔にする浮世絵です。この浮世絵からはたとえ困難な状況に置かれても、それを受け入れて笑うことで、前向きでしたたかに生きようとする日本人の精神的な一面を垣間見ることができます。
詳細情報
開催期間(展示) | 2018年2月8日(木)~ 15日(木) 10:00~17:30 |
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イベント | 2018年2月9日(金)13:00~13:30 「笑って治す疱瘡絵の解説」 解説:寺岡茂樹(本学卒業生・中世日本研究所女性仏教文化史研究センター研究員) |
会 場 | 図書館1Fカウンター前 |
対 象 | 興味のあるすべての方 |
主 催 | 京都ユニバーサル・ミュージアム |
備 考 | ・入場無料(図書館に入館される際は、この展示に関するHPやSNS等の 画面を図書館入口で提示してください。 (本展示の入館証として利用できます。) ・2月10日(土)~12日(月)は休館です。 |
問い合わせ | 大谷大学図書館 【TEL】075-411-8123 |