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2016年度新着一覧

2016/05/18

2016年度4月 御命日勤行・講話 厳修

4月28日(木)10時40分より、今月の「親鸞聖人御命日勤行」を本学講堂において厳修しました。勤行は、混声合唱団の「仏教讃歌」で始まり、『正信偈』を学長の調声のもと全員で唱和しました。

  • 学生による感話の様子
  • 学生による感話の様子

学生による感話の様子
次に学生の感話では「大学での学びを通して、親鸞聖人が顕かにしてくださった他力本願の教えは、自らの心について私たちに深く見つめる機会を与えてくれる教えであるということを学んだ。そして、そのような学びを通して、親鸞聖人と同様に自分も念仏を中心とした生活をしていきたいと感じた。」と話してくれました。

また、もう1人の学生は「はじめは真宗学に何の興味もなく、ただお寺を継ぐために学んでいた。しかし、ゼミの授業や教師修練を通して、真宗学は自分無しでできる学問ではなく、常に自分と向き合いながら学んでいく学問であることに気づき、そこに興味が湧いた。今後も学びを深めていきたい。」と話してくれました。

乾教授の講演の様子

乾教授の講演の様子
続いて、本学の乾源俊教授からは「死と生の文学史」と題する講話がなされました。講話では「ひとが時間に限られた存在であるという認識、及びそれへの反応が文学を形成している。ひとの生は短い、ならばいまを楽しもう、という叙情が漢代から唐代まで、中国詩歌の中心に流れている。それとは別に、おなじ生死の問題にかかわりながら、目前の死を凝視して激情を発する、もうひとつの叙情形式がある」として、楚の項羽「垓下歌」漢の高祖「大風歌」をとりあげて、詳細な考察をいただきました。

【総務課】

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