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2013年度新着一覧

2013/06/05【学生生活サポート】

2013年度 第1回テイク懇談会を開催

本学では、身体に障がいのある学生に対し、ノートテイク(筆記通訳)等の各種サポートを実施しています。よりよいテイクのあり方を考えるため「テイク懇談会」を各学期ごとに開催し、テイクに関わる学生が交流を深めています。
今回は、本年度第1回目となるテイク懇談会を2013年6月5日(水)に開催し、テイカー15名、利用者3名、職員5名の合計23名が参加しました。
参加者のテイカーのうち半数以上が初心者でした。初心者にとってはテイクを始めてから約2か月が経過したところであり、「このやりかたで大丈夫かな?」とまだ不安であったり疑問点が出てくる頃となります。
そこで、初心者の不安や疑問を解消することを目的に、参加学生が3グループに分かれ、「よりよいテイクのあり方」、「テイカー募集方法」、「iPad等を用いた新たなテイクのあり方」というテーマに沿って自由に意見交換しました。

懇談会開始前は、すこし緊張した様子の学生もいましたが、自己紹介でテイクを始めたきっかけなどを話し、自分だけが不安を抱えているのではないのを知って、少し緊張が和らいだ模様です。
そしてグループ活動開始後は、各グループのリーダーの学生が積極的にグループを引っ張って会話を盛り上げ、終始和気あいあいと進められました。
iPadと無線キーボードを用いて交流を深めたり、グループ活動中にノートテイクのデモンストレーションする学生がいる等、様々な取組が見受けられました。

  • 歓談中
  • 和やかにグループワークを行っている様子

和やかにグループワークを行っている様子

  • iPadと無線キーボードを用いて会話中
  • ペンのスピードがどんどんあがっていきます。

iPadと無線キーボードを用いて会話中
ペンのスピードがどんどんあがっていきます。

その後、各グループがまとめを発表しあいました。
「授業内容をタイムリーに書きとめることが難しい」というテイカーの感想に対して、利用者からは「漢字の画数が多ければひらがなを使う」「一部でもいいので書いてもらえたらありがたい」と答えていました。この利用者の意見を聞いて、テイカーは安心した様子でした。
テイカーのなかには、「学内でテイカー向けの講習会を実施してほしい。」などの要望もありました。
また「筆記より多くの情報量を伝えられるのでぜひ、iPadやパソコンを用いたテイクを導入してほしい。」という声もありました。(iPadを用いたテイクの可能性については、「2012年度第2回テイク懇談会」でもテーマにしました。下記の「関連リンク」をご参照ください。)

  • グループワークの発表
  • 発表者の報告を熱心に書き留めたりパソコンで記録をしています。

グループワークの発表 
発表者の報告を熱心に書き留めたり
 パソコンで記録をしています。

このほか、テイク懇談会や、学期初めに開催しているテイカー募集説明会についての提案などたくさんのご意見をいただきました。
今後も学生の皆さんと教職員で力をあわせ、よりよいテイクのあり方を検討していきます。


【在学生のみなさんへ】
障がいのある学生がよりよい大学生活を送ることができよう、今後もテイカーの存在はとても大切になります。
新規テイカーも随時募集をしています。この記事を読んで少しでもテイクに関心を持った方は、大谷大学教務課・学生支援課窓口までお越しください。
【学生支援課/教務課】

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