2014/06/03~2014/08/03【博物館】
2014年度夏季企画展 「仏典の伝来とその受容-日本古代の写経-」
【2014/6/3~2014/8/3】
2014年度夏季企画展
「仏典の伝来とその受容-日本古代の写経-」開催にあたって/大谷大学博物館
仏典が日本へ伝わったのは、六世紀中頃の仏教公伝にさかのぼります。その約百年後には摂津の味経宮(あじふのみや)で仏典全集ともいうべき「一切経(いっさいきょう)」が読まれ、少しのちには大和の川原寺(かわらでら)で「一切経」が写されるまでになります。そして、それから四半世紀もたたない八世紀、奈良時代には、宮廷工房としての「写経所(しゃきょうしょ)」が設けられ、たいへん多くの、また優れた写経が生み出さていきます。
本展覧会では、仏典の伝来とその受容を、奈良時代から平安時代までの代表的な写経によって紹介します。