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2014年度新着一覧

2014/05/02

2014年度4月 御命日勤行・講話 厳修

4月28日(月)10時40分より、今月の「親鸞聖人御命日勤行」を本学講堂において厳修しました。勤行は、混声合唱団の「仏教讃歌」で始まり、『正信偈』を学長の導師のもと全員で唱和しました。

次に学生の感話があり、「人が生きていく上で“信じる”ことは必要であり“信じる”ために宗教は必要であると思う。しかし全てを信じられるわけではなく不信感などが生じることもある。“信は願より生ず”という言葉を糧に、真宗の教えに生き、何を伝えようとしているのかを勉学のみならず、普段の生活の中でも深めていきたい」と話していただきました。また、もう1人の学生は、「真宗とは地に足をつけて生きていくために必要なものであり、拠り所であると考えている。拠り所を見つけるということは、人生において大事なことであると思うが、私自身まだ見つけていない。これを人生の課題にしたいと考えている。これからさらに真宗を学びたいと思っている。」と話していただきました。

  • 御命日勤行・感話の様子
  • 御命日勤行・感話の様子

【学生による感話の様子】

御命日講話の様子

【脇中 洋教授による講話の様子】

引き続き、本学の脇中洋教授により『刑務所で笑いを!-司法制度改革の行方-』と題する講話がなされました。
講話では、発達障害のある受刑者の方々に行っている更生プログラムの一つであるクラウニング講座を、ビデオや舞台上での実践を交えて紹介していただきました。私たちは加害者に対して、謝罪や反省を性急に求めがちですが、彼らが本当の意味で反省し謝罪するためには、それまでの過酷な経験の中で失った自己肯定感や自己効力感を取り戻すこと、そのためには欠点や弱点を含めた表現が、拍手とともに受け入れられることも必要ではないかという問いかけがなされました。そして「矯正施設における応報刑よりも、教育刑が真の反省や更生のために必要である。」とお話しいただきました。

【総務課】

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