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2005年度大学NEWS

大学Topics2005年度

 卒業式行われる 2006年3月17日
 3月17日、本年度の卒業式が行われました。風もあり寒さの厳しい生憎の空模様でしたが、文学部・短期大学部・大学院のそれぞれの卒業者・修了者約1,150名が大学を巣立ってゆきました。
卒業式写真1 卒業式写真2
 学長から各学科代表に卒業証書が渡されたあとは、キャンパスは後輩から祝福を受けるもの、指導教員やゼミの仲間と記念撮影に納まるものなど例年の風景で賑わいました。
卒業式写真3 卒業式写真4
 また、今年度からは、学校教育法の改正により、短期大学部卒業生にも従来の「準学士」の称号に替えて「短期大学士」の学位が授与されることとなり、短期大学部の卒業生には二重の喜びとなりました。
卒業式写真5 卒業式写真6
 卒業式終了後は、会場を市内のホテルに移動し、≪大谷大学卒業・修了ならびに同窓会新入会員歓迎祝賀会≫が行われ、教員、学生が一緒になり楽しいひと時を過ごしました。
卒業式写真7


 幼教フェスティバル 2005年12月18日
 幼児教育科の学生による、学習成果発表の場である「幼教フェスティバル」が本年も開催されました。今年度は≪パズル〜かけてはならないもの〜≫をテーマに掲げ、ジグソーパズルが1ピースでも欠けたら成り立たないように、一人でも欠けたら幼児教育科では無い、との趣旨に立って、例年にも増して全員で取組みました。
 1日中、演劇、歌、ミュージカル、ダンスなど、各クラスごとに工夫した舞台を繰り広げました。なかでも午前中は、附属大谷幼稚園をはじめとする幼稚園や保育園の園児たちを招待して一緒に愉しみました。
幼教フェスティバルの写真1 幼教フェスティバルの写真2 幼教フェスティバルの写真3
幼教フェスティバルの写真4
幼教フェスティバルの写真5 幼教フェスティバルの写真6 幼教フェスティバルの写真7
 最後は、全員による合唱で幕を降ろしましたが、1年間の最後を締めくくる卒業発表でもある舞台であり、2年間の生活を思い起こし、涙ぐむ学生の姿も見られました。
幼教フェスティバルの写真8
幼教フェスティバルの写真9 幼教フェスティバルの写真10 幼教フェスティバルの写真11


 人権問題を共に考えよう 原爆写真パネル展 閉展 2005年12月9日
 人権週間にあわせて12月2日から、響流館ギャラリーにおいて開催されていた「人権問題を共に考えよう 原爆写真パネル展」がこの日をもって終了しました。
 このパネル展は、峠三吉や、被爆した人たちの詩に、当時の惨状を伝える写真やスケッチなどを加えて構成したものです。
原爆写真パネル展の様子 原爆写真パネル展の様子
 期間中は、多くの学生や教職員、近隣住民の方々などが見に来られ、写真を食い入るように見つめる人や、詩を丁寧に読んでゆく人など、関心の高さを偲ばせる展観となりました。


 学会主催講演会開催 2005年12月8日
 この日、大学では各学会主催による公開講演会が3件開催され、学生・教職員に外部の来聴者も加えて、学問の府らしい雰囲気に包まれました。


■教育学会公開講演会
 午後12時50分より、教育学会の主催により≪聾学校☆ワンダーランド 〜ろう文化と出会って〜≫と題して、大阪市立盲学校教諭 中串かおり氏をお迎えした講演会が開催されました。
 教室は学生で満員となり、中串氏は、耳が聞こえない世界とはどのようなものか、どのようにコミュニケーションを図るのか、その中から私たちが気づいてゆかねばならないことはどのようなことなのかを熱心に語ってくださいました。
熱心にメモを取る学生 手話を交えて語る中串先生
熱心にメモを取る学生 手話を交えて語る中串先生
■中国文学学術公開講演会
 響流館のメディアホールでは、中国文学会の主催により、立命館大学の芳村弘道教授をお迎えして≪「老」を生きる白居易≫と題する学術講演会が開催されました。
 芳村教授は、中国において「老人」とされるのは何歳くらいと考えられていたかを文献により示された後、具体的な白居易の詩の中から老を意識している言葉を豊富に例示して白居易の人生観を解き明かしてくださいました。またその中で人生の喜びをどのように感じていたのかを解説され、聴衆を白居易の世界に誘ってくださいました。
芳村教授 講演会風景
芳村教授 講演会風景
■仏教学会公開講演会
 仏教学会では、ガンダーラ仏教美術の研究や、パキスタン・アフガニスタンなどの発掘で高名な放送大学富山学習センター所長小谷仲男先生をお迎えし、≪ガンダーラからバーミアーンへ −クシャン王朝の神々と仏教信仰−≫と題した講演会が開催されました。講演会には学生・教職員のほか、学外からの熱心な聴衆も多く参加され、会場は満席の盛況となりました。
 小谷先生は、ご自身が関わられた発掘による資料の映像などを豊富に示されながら、仏教遺跡に残る小塔群は墓搭であるとの最新の学説に立って解釈すると理解しやすい点が多いことや、ガンダーラ美術においては、ゾロアスター教の習俗が取り込まれていることなど、最新の報告をして下さり、満員の聴衆を感動させました。
 講演後は、聴衆から学術的な質問が多く寄せられ、小谷先生は丁寧に回答をしてくださいました。
映像に見入る満員の聴衆 小谷先生
映像に見入る満員の聴衆 小谷先生


 人権問題全学学習会 2005年12月7日
 すべての人権問題について全学で考える学習会が開催されました。今回は“戦争と人権”をテーマに、広島で被爆された米澤鐵志さんをお迎えして、≪「核」と人類は共存できない 一被爆者の思い≫と題する講演をお聞きしました。
広島の被爆地図を示しながら熱心に講演される米澤氏
広島の被爆地図を示しながら
熱心に講演される米澤氏
 米澤さんは、爆心地から750mの距離で、満員電車の中で被爆された体験をもとに、原爆被害の惨状をかたられました。人間の尊厳を侵すような原子爆弾、そして戦争の愚かさを許してはならないと熱心に語りかけ、聴衆に感銘を与えてくださいました。また、講演後は聴衆の質問に応え、今我々にできることは何かを考えるきっかけを与えてくださいました。


 第2回留学生文化交流会開催さる 2005年12月3日
 本年度第2回の留学生文化交流会が開催されました。この交流会は、外国からの留学生に日本文化に親しんでもらうことと、学生・教職員との親睦を図ることを目的として毎年2〜3回開催されているものです。
 今回の参加は、留学生9名、学生9名、教職員8名の合計26名とやや少な目でしたが、折から寒気の強くなった12月3日(土)大学のスクールバスで元気に出発しました。今回は座禅体験と友禅染の体験がテーマとされており、最初に臨済宗の無礙光院に向かいました。
無礙光院では、大谷大学卒業生でもある阪口住職から座禅の方法についてお話をお聞きした後、実際に座禅をしました。
実際に座禅をしました
 全員が神妙な顔つきで座っていましたが、終了後は足の痺れに思わずのけぞってしまう者もあり、初めての座禅体験を厳粛な雰囲気ながらも楽しく終えました。
 午後は古代友禅苑に会場を移し、友禅染の作品鑑賞の後、昼食には彩りも鮮やかな会席料理をいただきました。また料理をいただくに先立ち、会席料理をいただく際の作法についても学びました。
友禅染の作品鑑賞 会席料理
 昼食の後は、型染め技法による友禅染めの体験に取組みました。職員の方から指導を受けながら丁寧にハケを動かし、Tシャツに何色も用いたきれいな模様を染め、思い思いのサインを書き込んでオリジナル作品を完成させました。作品のTシャツをお土産に、伝統の文化に触れた一日を楽しく終了しました。
友禅染めの体験


 公募制推薦入試合格発表 2005年11月26日
 先日実施された公募制推薦入試の合格者が発表されました。午前10時に掲示版に合格者が掲示されると同時に、待ちかねた受験者が合格者一覧に目を走らせていました。
 この日は、大学・短大のA方式、B方式それぞれの合格者454名が発表されました。合格者の受験番号は、受験生の自宅にレタックスで送付されることもあり、合格発表を見に来る受験生は年々減少していますが、自分の番号を確認して嬉しそうに早速携帯電話で連絡するなど、いつもの光景が繰り広げられました。
合格発表の掲示版を見る人たち
合格発表の掲示版を見る人たち


 報恩講行われる 2005年11月26日
 親鸞聖人のご恩に感謝し、聖人の祥月命日に勤められる報恩講が、学生・教職員多数が参加して執り行われました。
 親鸞聖人の絵像や歴代講師の画幅が架けられ、厳粛な雰囲気に包まれた講堂において、学長を導師として全員で「正信偈 真四句目下げ」を唱和し、その後歴代講師謝徳法要が執り行われました。
特に本年からは、新しい試みとして、導師、助音の職員に加え、学生代表6名が出仕する形式を採り、全学挙げての法要となりました。
学生・教職員の参加者 出仕した学生代表
学生・教職員の参加者 出仕した学生代表
 法要終了後は、片岡了名誉教授により「親鸞聖人の文体」と題する記念講演が行われました。親鸞聖人の著作に見られる比喩的表現について、具体的な例をあげながらその特色について詳細に解説をしていただきました。
講演される片岡名誉教授
講演される片岡名誉教授

 鸞音忌法要 記念講演会 2005年11月22日
 元大谷大学教授であり、近代真宗教学の支柱の一人であった、曾我量深先生の遺徳に感謝する法要が行われました。曾我量深先生は、1961年から1967年まで第17代学長を務められた方でもあります。法要は、学生有志を中心とする鸞音忌実行委員会が主催し、真宗学会が後援して開催されたもので、学外からの参会者も多くありました。
 当日は、参会者全員で勤行の後、幡谷明名誉教授が「曾我先生の教えに導かれて」と題した記念講演を行いました。幡谷先生は、大谷大学の学風を基盤とした曾我先生の学問について詳しく語られ、特に法蔵菩薩=阿頼耶識と説かれた曾我先生の教学を、どのように自己の問題としてゆくかを熱心に語られ、聴衆に感銘を与えました。
法要風景 記念講演される幡谷名誉教授
法要風景 記念講演される幡谷名誉教授


 『文藝論叢』蘆北賞受賞 2005年11月17日
 このほど大谷大学文藝学会の刊行する『文藝論叢』が、橋本循記念会より、中国文学に関する優れた学術研究の業績に対して贈られる「蘆北賞」を受賞しました。
 「蘆北賞」は、永年中国文学の研究に従事し、多くの業績をあげられた立命館大学名誉教授橋本循博士の遺徳を偲び、その遺志を継承して中国を中心とした東アジアの学術文化の発展に寄与するために設立された、財団法人橋本循記念会が、優れた研究成果に対して論文・学術誌・著書部門に対して贈呈しているもので、橋本博士の雅号に因んで「蘆北賞」と命名されているものです。
 第15回となる、今年度の学術誌部門に、永年の優れた論文掲載の業績が評価され、大谷大学の『文藝論叢』が選定され、11月17日、からすま京都ホテルにおいて表彰式が行われ、表彰状と副賞賞金50万円が贈呈されました。中国文学を代表して本学の若槻教授が出席し表彰を受け、栄誉ある蘆北賞の受賞を喜び、今後ますます研究に精進して学界に寄与したいいと感謝の言葉を述べました。
「蘆北賞」を受賞した『文藝論叢』
「蘆北賞」を受賞した『文藝論叢』
表彰式 挨拶する若槻教授
表彰式 挨拶する若槻教授


 宗教シンポジュウム開催 2005年11月13日
 学園祭の協賛行事として慣例となっている、大谷大学主催による「宗教シンポジュウム」が開催されました。本年は会場を響流館のメディアホールに移し、100名を越える熱心な参加者を得て、総合テーマを“生きる”こと−臨床の知から−と題して開催されました。
 学園祭実行委員長、学生部長の挨拶により幕をあけ、基調講演として大阪大学の鷲田清一教授が「分からないことの大切さ」、大谷大学の皇教授が「新しさとしての日常」と題する問題提起を行いました。それぞれ専門を臨床哲学、臨床教育学とされるお二人が、日常の生活の中で考えることの大切さを説かれました。
 その後、パネルディスカッションに移り、聴衆から熱心な質問が続き、予定の時間を超えて、生きる現場において本当に必要なもの何かについて意見が交わされました。
会場風景
会場風景
鷲田教授 皇教授
鷲田教授 皇教授
パネルディスカッション
パネルディスカッション


 仏教学会・国際文化学科合同講演会開催 2005年11月1日
 昨年、本学で開催した写真展「慈悲の足跡−インドの仏教遺跡と芸術遺産−」の撮影者、ベノイ・ベール氏をお招きして、仏教学会・国際文化学科の合同開催による講演会が開かれました。学生・教職員ら約60名が参加し、「アジャンタ石窟寺院の壁画の魅力」と題した講演をお聞きしました。ベノイ・ベール氏は、ご自身で撮影した写真を投影しながら、石窟寺院の壁画の内容を紹介し、その美術的価値を熱を込めて説かれました。
会場風景 ベノイ・ベール氏
会場風景 ベノイ・ベール氏


 中学生チャレンジ体験に来校 2005年10月25日
 中学校の「生き方探求・チャレンジ体験」学習として加茂川中学から2名の生徒さんが来校されました。本学では、職業体験学習として8月には衣笠中学からも2名の生徒さんを受け入れ、また9月にはインターンシップとして同志社大学の学生1名も受け入れています。
 今回の加茂川中学からの2名の生徒さんは、2日間を図書館で、1日を企画室で体験をしてもらいました。また学生食堂での昼食なども体験して貰いましたが、大学の大きさと、多様な業務に驚きを抱いたようで、得がたい体験をして帰りました。
図書館書庫の整理 図書館のカウンター業務
印刷物の校正作業 統計データの作成


 親鸞聖人ご命日講話 2005年10月25日
 10月の親鸞聖人ご命日が厳修されました。賛歌・勤行の後、学生2名が立って感話を述べ、引き続き高井康弘教授が、ご自分の研究テーマから「メコン集水域の人と水牛の今」と題した記念講演を行い、タイ国の現状とそこで暮らす人々の生活を紹介しました。
感話をする学生 感話をする学生
感話をする学生
記念講演をする高井教授
記念講演をする高井教授


 大谷学会 研究発表会 2005年10月20日
 秋季恒例の大谷学会研究発表会が開催されました。本年は学内から4名の先生がそれぞれの研究内容から、最新の課題を発表されました。
鈴木 幹雄 教授
ベルクソンの形而上学
鈴木 幹雄 教授
李 青 助教授 李 青 助教授
東北淪陥期文学の一側面 —疑遅が描いた“満洲国”を中心に
三木 彰円 専任講師
親鸞『観阿弥陀経集註』研究序説
三木 彰円 専任講師
谷口奈青理 助教授 谷口奈青理 助教授
『遊び』の臨床心理学的意味について
—人生の後半に注目して—
 研究発表終了後は、それぞれ専門分野を同じくする研究者が立ち、熱心な質疑応答が交わされました。


 「ファウスト 伝説と作品」展観記念講演 2005年10月15日
 「ファウスト 伝説と作品」展の関連イベントとして、講演会が開催されました。絵画・音楽・舞台芸術など幅広い分野において親しまれている『ファウスト』の多角的な理解に資するよう計画された関連イベントは、ご自身も舞台演出家として活躍されている岩淵達治学習院大学名誉教授による「舞台にみる『ファウスト』」と題する講演で最後となりました。
「ファウスト 伝説と作品」展観記念講演 「ファウスト 伝説と作品」展観記念講演
 当日、岩淵先生は、ドイツ演劇の特色や現状を踏まえ、舞台化された『ファウスト』の豊富な映像を提示しながら講演していただき、また貴重な舞台のVTRも披露して下さるなど多くの聴衆に感銘を与えてくださいました。


 開学記念式典挙行される 2005年10月13日
 東京巣鴨に近代的な大学を開設した日を記念する開学記念式典が、ゆかりの10月13日に開催されました。本年は第104回を数え、講堂をほぼ埋め尽くした学生・教職員が賛歌・勤行をし開学記念日を祝いました。また、初代学長であった清沢満之師の謝徳法要も併せて営まれました。
法要風景 木村学長の挨拶
法要風景 木村学長の挨拶
 その後、永年勤続職員の表彰に続き、元京都府立医科大学学長・現京都府教育委員長の藤田皙也氏より「脳科学からみたこころと外部の世界」と題する記念講演をいただきました。
講演される藤田皙也氏
講演される藤田皙也氏


 国文学会公開講演会 2005年10月8日
 国文学会の主催による、公開講演会が開催されました。当日は、学生・教員のほか、OBや一般来聴者など約80名が参会しました。
 国文学担当の村上 學教授が、「長明のテキストを読むということ」と題し、自己の立場を明確にした上で、鴨長明の文学について先学の研究を紹介し、文学研究をするとはどのようなことであるのかの講演を行いました。聴衆は厳密な学問研究について深い感銘を受けた講演となりました。
講演される村上教授
講演される村上教授


 「ファウスト 伝説と作品」展観記念コンサート 2005年10月9日
 ゲーテの『ファウスト』にちなむ書籍・絵画・楽譜など、ゲーテ博物館の名品を展示する「ファウスト 伝説と作品」展の関連イベントの第2弾として、「ドイツリートの調べ −ファウスト歌曲を中心に−」のコンサートが、本学講堂において開催されました。
「ファウスト 伝説と作品」展観記念コンサート 「ファウスト 伝説と作品」展観記念コンサート
 音楽大学で歌曲を専攻、その後ドイツに留学してドイツリートを専門とする、本学短期大学部の豊住征子教授が、リート伴奏を得意とする山井敦子さんのピアノ伴奏により素晴らしいソプラノを聞かせて聴衆を魅了しました。
 『ファウスト』からグレートヒェンの歌、人々に愛されているゲーテ歌曲など17曲を唄い、最後には聴衆とともに「野ばら」を一緒に唱和してコンサートを閉じました。
聴衆とともに「野ばら」を唄う
聴衆とともに「野ばら」を唄う


 部室棟にエレベーター設置 2005年10月3日
 大谷大学では、かねてより学内のバリアフリー化を目指して工事を続けてきました。今年夏休みには、構内の点字ブロック敷設工事を終えていましたが、このほど部室棟のエレベーター設置工事が完了し、10月3日より使用を開始しました。
 エレベーターは部室棟の廊下東側に設置され、各階への車椅子での進入が可能になり、重量物の搬入も容易になりました。使用に先立ち、学生部長、学生代表らによるテープカットが行われ、試乗ののち全面的に使用に供されました。
テープカット エレベーター設置


 「ファウスト 伝説と作品」展観記念講演 2005年10月1日
 10月1日から博物館で始まった「ファウスト 伝説と作品 −フランクフルト・ゲーテ博物館の名品」展の開催を記念した関連イベントの第1回として、ゲーテ博物館のペトラ・マイサク部長による講演会が開催されました。
 ゲーテがファウストを書いた時代背景を述べながら、展示作品を丁寧に解説していただいた講演に、100名を越す来聴者は、ドイツ語の美しい響きとともに深く感銘をうけました。
マイサク部長
マイサク部長
展示品を示しながら解説される講演 講演の聴衆
展示品を示しながら解説される講演 講演の聴衆


 「ファウスト 伝説と作品−フランクフルト・ゲーテ博物館の名品」展Open 2005年10月1日
 文豪ゲーテの畢生の大作『ファウスト』、その作品が生まれる背景や、作品の内容、絵画や音楽に表現された作品を、フランクフルト・ゲーテ博物館の貴重な所蔵品により紹介する「ファスト 伝説と作品」展が本学の博物館でオープンしました。
 日本におけるドイツ2005/2006の活動の一環として開催されるこの展覧会は、ドイツ・ヘッセン州政府とゲーテ博物館の全面的協力により開催されるもので、ゲーテ博物館においても一度にすべてを見る機会の無いものや、資料の劣化のため今回の公開が最後になる資料など、約100点の展示品から構成されています。
テープカット 歓迎レセプション
 展観開催に先立ち、オープニングセレモニーが行われ、木村大谷大学長、アンニャ・ハータードイツ連邦副総領事、ペトラ・マイサクゲーテ博物館部長、保坂一夫日本ゲーテ協会会長によるテープカットが行われ、引き続き歓迎レセプションが催されました。
展示室 展示室 展示室
 展観会場は、開催初日から多くの人で賑わい、ドイツ文化の精華ともいうべき『ファウスト』の世界に魅了されていました。
 また、この展観に協賛して、北門東側の大垣書店では、≪Goethe,Faust FAIR≫が開催され、関連書籍の展示販売コーナーが設けられました。
書店フェア 書店フェア


 全国父母懇談会開催 2005年10月1日
 10月1日、本学を会場として教育後援会主催の全国父母懇談会が開催されました。全国各地から約320名のご父母が参加され、熱心に大学の現況や学生生活の報告を聞いていただきました。
参加のご父母 挨拶される佐藤会長 教育後援会役員の紹介
参加のご父母 挨拶される佐藤会長 教育後援会役員の紹介
 大学からは木村学長が挨拶され、その後宮下文学部長・一楽学生部長等が大学の現況を報告しました。その後、成績・就職・学生生活などコーナー別の個別相談や、博物館の展観や施設見学の後、会場をホテルオークラに移してご父母と教職員の和やかな懇談会を開催して有意義な一日を終えました。
個別相談コーナー 博物館「ファウスト展」見学
個別相談コーナー 博物館「ファウスト展」見学


 前期卒業式 2005年9月30日
 9月30日、前期卒業式が行われ、文学部38名、短期大学部4名の卒業者と、大学院修士課程5名の修了者が大学を巣立ちました。
 当日は講堂に、真宗大谷学園藤野理事、真城大谷高等学校校長、藤島同窓会長など来賓を迎え、勤行ののち、卒業生一人一人に木村宣彰学長より卒業証書・学位記が渡されました。その後藤野理事、木村学長よりお祝いと励ましのことばが述べられ、式典は終了しました。
来賓ならびに出席者 卒業証書授与
来賓ならびに出席者 卒業証書授与
藤野理事の祝辞 告辞を述べる木村学長
藤野理事の祝辞 告辞を述べる木村学長
式典終了後は、卒業を祝い、同窓会入会を祝う会が開催され、卒業生と教員が和やかに歓談しました。


 村井英雄先生を偲ぶ会開催 2005年9月28日
 去る8月7日、ご病気により急逝された、文学科の村井英雄教授を追悼する「村井英雄先生を偲ぶ会」が9月28日に開催されました。当日は尋源講堂に学生、卒業生や教職員など約100名が集い、村上學教授の導師のもと、参会者全員でしめやかに読経後、もと同僚であった荒井とみよ先生や、もとゼミ生などが村井先生の思い出を語り、参会者全員が村井先生の急逝を悼みつつ、思い出を新たにしました。
参会者全員による勤行 思い出を語る荒井とみよ先生
参会者全員による勤行 思い出を語る荒井とみよ先生


 親鸞聖人御命日講話 2005年9月28日
 9月の宗祖聖人ご命日が、28日に勤められました。夏期休暇あけで久しぶりに大学に登校した学生も多く、全員で正信偈を唱和して勤行のあと、学生による感話、記念講演が行われました。
感話をする学生1 感話をする学生2
感話をする学生
記念講演をされる 皇 教授
記念講演をされる 皇 教授


 暁天講座 2005年7月19・20・21日
 毎年慣例の、暁天講座が本年も開講されました。暁天講座は、夏の暑い陽を避けて、早朝の涼しいうちに講話を聞き学習しようとするもので、3日間の連続講座として大谷大学でも古い伝統を持つ行事です。
 早朝6時30分、近隣にお住まいの方々など多くの聴衆が本学の講堂を埋め、木村学長の挨拶で講座は始まりました。初日には、本学教授沙加戸 弘氏が「『御絵伝』絵解略史」の題で、スライドを使用して実例を示しながら、親鸞聖人の御絵伝の絵解きがどのように用いられてきたのかを解説されました、二日目には親鸞仏教センター所長本多弘之氏が「時を超えたものに触れるとは!一如無為の恵み」と題し、清沢満之の有限無限の思索をテーマに講演されました。最終日には本学名誉教授名畑 崇氏が「京都の親鸞聖人、その後」の講題をかかげ、晩年の親鸞聖人が京都での生活で思索された姿を感銘深く語っていただきました。
 講話終了後は、講堂地下の学生食堂において、参加者に朝粥が接待され、多くの方に召し上がっていただきました。
挨拶される木村学長
挨拶される木村学長
沙加戸 本学教授 本多 親鸞仏教センター所長 名畑 本学名誉教授
沙加戸 本学教授 本多 親鸞仏教センター所長 名畑 本学名誉教授
熱心にメモをする聴衆 会場風景
熱心にメモをする聴衆 会場風景
朝粥風景
朝粥のご接待1 朝粥のご接待2 朝粥のご接待3
朝粥のご接待


 スピーチコンテスト開催 2005年7月13日
 短期大学部文化学科の授業である「日本語表現」のまとめとして開催されている、第5回短大部長杯争奪 スピーチコンテストが開催されました。響流館のメディアホールを会場として、午前10時40分から、昼休みをはさみ、午後2時20分まで、各グループ代表12名の発表が行われました。運営も委員の学生が担当し、発表者をユーモアタップリに紹介するなど進行も務め、聴衆の学生も採点に参加して発表会は進行しました。
発表者 熱心にチェックシートに記入する聴衆
発表者 熱心にチェックシートに記入する聴衆
 全員の発表終了後、厳正な審査の結果、次ぎの入賞者が発表され、短大部長より賞状と記念品が手渡されました。
敢闘賞 岩 野 有希子 「私の宝物」
準優勝 久 家 いづみ 「筑紫」
山 崎 由 貴 「キケンとカンドー」
優秀賞 大 谷 万美子 「ケータイ戦争」
築山短大部長より表彰を受ける優秀賞の大谷さん
築山短大部長より表彰を受ける
優秀賞の大谷さん

 宗教学会 第24回「大拙忌」記念講演会 2005年7月12日
 大谷大学宗教学会の主催による、鈴木大拙忌記念講演会が、尋源講堂において開催されました。
 鈴木大拙氏は、世界的にも著名な仏教学者であり、広く海外に仏教思想を広めた功績で知られています。『禅の研究』『日本的霊性』『浄土系思想論』などたくさんの著作を表しています。
 鈴木大拙氏は、大正10年(1921)から昭和35年(1960)まで本学の教授を務められ、仏教学と宗教学の講座を担当されておられましたので、毎年宗教学会では、鈴木大拙氏の命日である7月12日に記念講演会を開催しているものです。
 本年は、荒牧典俊教授が、「ハイデガー哲学とカトリシズムをめぐって」と題して講演をされました。ハイデガーの存在哲学がカトリシズムとどのように関連しているのかを、時には鈴木大拙の宗教理解にふれながら講演されました。学生・教職員のほか、学外からの聴衆も多く参加され、熱心に聞き入っていました。
講演会風景
講演会風景

 第12回真宗大谷派教学大会 開催 2005年7月10日
 このほど、本学を会場として、真宗教学学会と真宗大谷派の主催による、第12回「真宗大谷派教学大会」が開催されました。この学会は、真宗大谷派の教学振興を目的として設置されている、真宗教学学会が、教学の相互研鑚のため毎年開催しているもので、前身組織を改編して以来本年は第12回となります。本年度も昨年に引き続き、≪教化と教学≫を総合テーマとして開催されました。
 当日は、午前中に3会場に分かれ、22名の研究発表が行われました。本学からは教員2名、任期制助手2名、研究所研究補助員1名、研修員1名、博士後期課程学生7名の合計13名が研究発表を行いました。
大学院生ら本学関係者の研究発表風景1 大学院生ら本学関係者の研究発表風景2 大学院生ら本学関係者の研究発表風景3
大学院生ら本学関係者の研究発表風景
午後からは、約250名の聴衆を迎え、下記の記念講演が行われました。
 「生きる姿勢としての教学と教化」 相愛大学名誉教授 中西 智海 氏
 「本願と真宗−教学に基づく教化の開発を求めて−」 教学研究所長 小川 一乗 氏
中西智海氏 小川一乗氏
中西智海氏 小川一乗氏
 記念講演では、中西氏が≪宗派の教義を先行させるのではなく、宗教とは何かの視点から考えるべきである≫との示唆に富んだ講演をいただき、小川氏は≪大乗仏教の仏道体系に則して親鸞の教学を学ぶ≫立場から教化を考える講演がされました。
 記念講演後は物故者の追弔会に続き会員総会が催され、佐々木教悟大谷大学名誉教授の引き続いての会長への推挙、新規会員の入会承認など議事が行われました。


 大谷大学文藝学会 公開講演会 2005年7月5日
 大谷大学文藝学会の主催による公開講演会が、響流館メディアホールを会場に開催されました。
始めに文藝学会会長の若槻教授より本学の文藝学会について、国文学と中国文学が共に研鑚と交流を重ねている学会の組織について述べ、毎年二つの分野からそれぞれに講演をしている公開講演会の挨拶がありました。
 次いで本学教授乾源俊教授が中国文学の立場から「李白について私が知っている二・三の事柄」という講演がありました。小休止の後、国文学の側から、神戸女子大学教授の阪口弘之氏が「近松生誕三百五十年祭をふりかえって」の題のもと講演をされました。
 会場は、それぞれの専門分野の学生を中心に学外からの聴衆も交え、約150名の聴衆があり、両氏の講演に熱心に聞き入っていました。
乾教授の講演 講演される神戸女子大学阪口教授
乾教授の講演 講演される神戸女子大学阪口教授


 第1回留学生文化交流会 2005年7月2日
 本学学生と留学生の交流を深め、同時に日本の伝統文化を理解してもらう目的で毎年開催している留学生文化交流会が開催されました。
 本年度は念珠製作と、おりから修復工事がすすめられている東本願寺の見学を中心に開催されました。留学生・本学学生・教職員など約40名余の参加者は、午前中、東本願寺別邸枳殻邸の_風亭の広い座敷にて念珠製作に取り組みました。安田念珠店の職員から念珠の意味・材質・構造などの説明を聞いた後、各自が紫檀の念珠製作を行いました。紐に珠を通す作業では二人で協力して行うなど、和やかな雰囲気ですすめられ、それぞれが上手に念珠を完成しました。
安田念珠店の職員から念珠について説明を聞く参加者 安田念珠店の職員から念珠について説明を聞く参加者
安田念珠店の職員から念珠について説明を聞く参加者
共同作業で念珠を組み上げる学生たち 共同作業で念珠を組み上げる学生たち
共同作業で念珠を組み上げる学生たち
念珠が出来上がった後は、お弁当をいただき、枳殻邸の庭を散策しました。
念珠が出来上がった後は、お弁当をいただき、枳殻邸の庭を散策しました。
 午後からは、瓦吹き替え工事が行われている東本願寺にて、瓦葺き構造の説明を聞き、素屋根の見学をしました。そして再度使用する瓦の洗浄作業体験をしました。
 参加者からは、普段体験できない念珠の製作が意外に難しかったことや、御影堂の素屋根の大きさに驚く声が多く聞かれ、仲良くなった留学生等と共に、意義深い一日に感謝しつつ散会しました。
瓦葺き構造の説明を聞く 瓦洗いの体験
瓦葺き構造の説明を聞く 瓦洗いの体験
素屋根の横で記念撮影
素屋根の横で記念撮影


 親鸞聖人御命日 2005年6月28日
 6月の親鸞聖人御命日が、28日講堂において勤められました。学長を導師として全員で「正信偈」を唱和ののち、学生2名による感話と、鈴木幹雄教授による『形而上学の行方 −ベルクソン哲学の場合−』の記念講演が行われました。
勤行風景
勤行風景
感話する学生 感話する学生
感話する学生
記念講演する鈴木教授
記念講演する鈴木教授


 オープンキャンパス開催 2005年6月25日
 本年度第1回となるオープンキャンパスが6月25日開催されました。高校生・ご父母など大勢の見学者があり、大学説明会・個別相談コーナー・模擬授業などに参加して大谷大学を理解していただきました。
受付風景 個別相談コーナー
受付風景 個別相談コーナー
 当日は折からの晴天、暑い一日でしたが、在学生のボランティアスタッフの説明を聞きながら大学内を見学する参加者や、在学生とのトークコーナーでいろいろと質問する参加者などで一日賑わいました。


 日本宗教民俗学会第15回学術大会開催 2005年6月11日
 このほど、大学のメディアホールを会場として、日本宗教民俗学会の第15回学術大会が開催されました。全国から研究者など約150名の参加があり、発表やシンポジュウムに聴き入っていました。今回の大会は、「地獄・極楽図と宗教民俗」をテーマにし、午前中は研究発表に3氏が登壇して豊富な資料を示しながら熱のこもった発表がされました。
 午後は≪「熊野観心十界図」をめぐって≫をテーマにシンポジュウムが開催されました。明治大学の林雅彦教授の基調講演に続き、パネリスト4氏が報告されました。その後会場の参加者を含め熱心な質疑応答が重ねられました。「熊野観心十界図」は、熊野比丘が諸国を勧進に歩く際に持ち歩いたとされる図像で、その成立、他の像との関連、作成の目的、名称にいたるまで、熱心な討議が続けられました。
シンポジュウム風景
シンポジュウム風景


 正倉院復元楽器コンサート 天平楽府 開催 2005年6月8日
 6月8日、本学講堂を会場として正倉院復元楽器による室内アンサンブルコンサートが開催されました。このコンサートは、≪異文化とのふれあい≫をテーマとして大谷大学が毎年開催しているイベントの一環として開催したものです。
 正倉院に伝わる楽器を復元した、四弦琵琶・五弦琵琶・笙・箜篌・方響など珍しい楽器に、笛・太鼓などを加えたコンサートは遠い天平時代に我々を誘う幽玄な音色を聞かせてくれました。
 当日は、700名収容の講堂もほぼ満席の盛況でありましたが、聴衆すべてが古代楽器の玄妙な音色に魅了された夕べとなりました。
天平楽府 天平楽府


 全国漢文教育学会 第21回大会開催される 2005年6月4日
 このほど、大谷大学を会場として、全国漢文教育学会第21回大会が開催されました。この学会は、もと中国学会の一部門として運営されていたものが、専門部会として約20年前に独立したもので、通算51回大会となるものです。前日3日には大谷中・高等学校において漢文授業の研究授業や京都国立博物館での見学等があり、4日には会場を本学響流館・1号館に移して開催されたものです。
 開会式では、開催校を代表して木村宣彰学長が、漢字がもたらした文化的恩恵に触れ、伝統ある学会の開催を歓迎する挨拶をされました。
開会式で挨拶される木村学長
開会式で挨拶される木村学長
 開会式に続き、午前の部は<小・中・高の部>と<大学の部>に別れ、それぞれ3人の研究発表が行われました。
<小・中・高の部 研究発表> <大学の部 研究発表>
<小・中・高の部 研究発表> <大学の部 研究発表>
 午後からは、大谷大学の河内昭圓名誉教授が、「西郷南洲肖像画の出現」と題する記念講演を行い、ました。
講演される河内昭圓名誉教授
講演される河内昭圓名誉教授
 河内名誉教授は、西郷隆盛と交流のあった大分県日田市の大谷派の僧侶であり詩・書・画に優れた平野五岳の業績を紹介し、彼の描いた西郷像こそ、一般に知られている西郷隆盛のイメージを覆す真実を伝えるものであると、豊富な写真を提示しながら講演されました。


 親鸞聖人御誕生会 2005年6月1日
 大谷大学として親鸞聖人のご誕生をお祝いする親鸞聖人御誕生会が、6月1日(水)に執り行われました。講堂を埋めた本学教職員・学生全員で厳粛な雰囲気のもと勤行して親鸞聖人のご誕生を祝いました。
その後、木村学長の挨拶に引き続き、大阪大学大学院文学研究科・文学部 平 雅行教授による「親鸞と中世民衆」と題する記念講演が行われました。平教授は、親鸞が生きた中世という時代に着目し、その中で民衆の救済に心を砕いた親鸞の姿を明らかにしてくださり、誕生会にふさわしい記念講演となりました。
挨拶をされる木村学長 記念講演をされる平 雅行大阪大学教授
挨拶をされる木村学長 記念講演をされる平 雅行大阪大学教授


 東北師範大学 王延学長助理 来学 2005年5月31日
 本学の学術交流協定校の一つであり、中国吉林省の長春にある東北師範大学の王延学長助理(学長補佐)が大谷大学を表敬訪問されました。王延学長助理は日本学術振興会の招聘により来日された機会に本学を訪問されたものです。東北師範大学とは、1994年学術交流に関する覚書を締結して以来の交流が続いており、交換留学生の相互受入や、教員の交流、短期語学研修団の派遣など友好関係が続いています。王助理は響流館など施設見学ののち、宮下文学部長を訪問され、大谷大学の施設やネットワーク環境が整備されていることに敬意を表され、今後ますますの両校の友好関係の繁栄を願いますと話されていました。
王延助理と宮下文学部長 大学関係者と記念撮影
王延助理と宮下文学部長 大学関係者と記念撮影


 親鸞聖人御命日 2005年5月27日
 5月の親鸞聖人の御命日法要が勤められました。参加者全員による正信偈の勤行のあと、学生2名による感話があり、その後、英語教育・英文学専門の鈴木繁一教授による「英語教師の経験から」と題した記念講演がありました。
感話をする学生2名 感話をする学生2名
感話をする学生2名
記念講演をする鈴木繁一教授
記念講演をする鈴木繁一教授


 学内企業セミナー 2005年5月25日
 就職を希望する学生のために、採用予定の企業情報を知らせる機会として、学内企業セミナーが開催されました。
 当日は、33社の企業から採用担当者においでいただき、100名を超える学生が集まって、各企業の事業内容の説明をきき、応募方法など具体的な指導を受けることができました。1時の開催時間まえにはすでに多くの学生が集まり、人気企業には相談者の列ができ、多くの学生は何社もの説明を聞くなど会場は熱気につつまれていました。
熱心に企業担当者の説明を聞く学生 会場風景
熱心に企業担当者の説明を聞く学生 会場風景


 “人権問題を共に考えよう”全学学習会 2005年5月25日
 2005年度の第1回、“人権問題を共に考えよう”全学学習会が開催されました。今回の学習会は、≪部落差別の現在≫をテーマに開催されました。最初に、昨年本学の教室で発見された差別落書き事件の経緯とそれに対する取り組みについて、大谷大学人権委員会委員長である宮下文学部長より報告がされました。その後、初心に帰って学習しようとの呼びかけのもと、部落解放同盟京都府連合会書記次長安田茂樹氏より「部落差別の現在」と題する講演を聞きました。安田氏は、京都において、最近実際にあった結婚差別事件を題材に、いろいろなところに潜む差別事象・差別意識について詳しく解説していただき、聞く者一人ひとりに自分自身を顧みる機会を与えてくれました。
講演される安田茂樹氏
講演される安田茂樹氏


 大谷学会春季公開講演会 2005年5月24日
 大谷大学の全教職員と学生で組織している大谷学会が主催する春季公開講演会が、大谷大学の講堂を会場として開催されました。今回の講演会は、仏教学専門の吉元信行大谷大学教授が「仏陀最晩年の老病死観」と題する講演を行い、ついで、宗教を中心としたアメリカの歴史研究を専門とする森孝一同志社大学神学部教授をお招きし、「イラク戦争の大義とアメリカの宗教」と題する講演を行っていただきました。
 学生・教職員を始め、多くの外来聴講者を迎えて、活気ある講演会となりました。
吉元信行大谷大学教授 森 孝一同志社大学教授
吉元信行大谷大学教授 森 孝一同志社大学教授
満席にちかい聴衆の会場
満席にちかい聴衆の会場


 親鸞聖人御命日 2005年4月25日
 4月25日(月)、大学講堂において、親鸞聖人の御命日勤行が勤められました。合唱団の賛歌に始まり、全員で正信偈を唱和しました。
 その後、今年度からの試みとして始められた学生による感話がありました。真宗学科第3学年の二人の学生から、自分の信仰の契機となるものについてと、身近に起こった集団自殺をテーマに自分が向き合う“死”について感じていること、が話されました。
感話をする二人の学生 感話をする二人の学生
感話をする二人の学生
 記念講話は、本学の白館戒雲教授が、ギャルセー・トクメー・サンボの著した『菩薩の37の実践』の和訳を示しながら、信仰者として実践すべき道を説かれました。
記念講話をされる白館戒雲教授
記念講話をされる白館戒雲教授



 名誉教授授与 2005年4月1・15日
 2005年3月ご退職された先生の中から、20年を超える長い期間大学にお勤めになり、教育につくされたお二人の先生に名誉教授の称号が授与されました。
 真宗学科の神戸先生は親鸞思想の解明に尽力され、多くの卒業生を指導されました。また国際文化学科のWaddell先生は、英語・英文学の指導のほか、比較文化の講座も担当され、同時に日本文化、特に白隠や盤珪など禅文化の研究においてもすぐれた研究を残されました。
 名誉教授称号記は、Waddell先生は4月1日、神戸先生は4月15日にそれぞれ学長室において伝達されました。
Waddell名誉教授 神戸名誉教授
Waddell名誉教授 神戸名誉教授



 新入生歓迎若葉祭開催 2005年4月9日
 学生主催による新入生歓迎の若葉祭が、オリエンテーション期間最終日の4月9日に(土)に開催されました。
 当日は晴天に恵まれ、満開の桜のもと、学内の特設舞台では在学生の音楽サークルによるバンド演奏などがあり、また教室でも各サークルの発表が行われました。新入生もたくさん参加し、賑やかな一日を楽しんでいました。新入生のために、これからの学生生活の質問に答えるコーナーも開設されるなど新入生歓迎行事らしい一日でした。
 サークルに加入しようとする新入生は、各サークルの説明を熱心に聞き入り、また、新入生を一人でも多く獲得しようとするクラブの上級生は、熱心に参加の勧誘を行い、キャンパスは終日熱気にあふれていました。
若葉祭
若葉祭 若葉祭 若葉祭
若葉祭 若葉祭 若葉祭



 桜満開 2005年4月7日
 本学は、烏丸通りに沿って桜の樹が多く、市民からも親しまれております。例年入学式には満開となることが多いのですが、本年は4月の初めにやや気温の低い日が続き、入学式が終わった7日に満開を迎えました。
 また、構内のサンクンガーデンに植えられた紅枝垂れ桜もやや遅れて満開をむかえ、学内に彩りを添えています。
烏丸通りの桜 知進守退碑の後を彩る桜
烏丸通りの桜 知進守退碑の後を彩る桜
サンクンガーデンの紅枝垂れ桜
サンクンガーデンの紅枝垂れ桜



 入学式挙行される 2005年4月4日
 4月4日(月)本年度の入学式が行われました。本年度は文学部に852名、大学院修士・博士課程に66名、短期大学部に234名の新入生を迎えました。
 入学式は、講堂のご仏前において、合唱団による讃歌にはじまり、三誓偈を唱和ののち、学長から大谷大学で学ぶことの意義について告示がありました。
大谷大学混声合唱団による讃歌 新入生に学長の告示
大谷大学混声合唱団による讃歌 新入生に学長の告示
 その後、新入生代表が入学後の学業の精進を誓って宣誓を行い、各学科の新入生代表が宣誓書に署名して厳粛な雰囲気のうちに入学式は終了しました。
学長に宣誓を読み上げる新入生代表 宣誓に署名する各学科代表
学長に宣誓を読み上げる新入生代表 宣誓に署名する各学科代表
一端入学式場をでると、上級生たちの熱心なクラブ勧誘のトンネルが続きます。 一端入学式場をでると、上級生たちの熱心なクラブ勧誘のトンネルが続きます。 一端入学式場をでると、上級生たちの熱心なクラブ勧誘のトンネルが続きます。
一端入学式場をでると、上級生たちの熱心なクラブ勧誘のトンネルが続きます。
登録書類などを貰い緊張して説明を聞く新入生 一日の日程を終え笑顔で帰途につく新入生
登録書類などを貰い緊張して説明を聞く新入生 一日の日程を終え笑顔で帰途につく新入生

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