2014/01/07
2013年度大谷大学課外教育行事<異文化との出会い>
影絵芸術の世界
課外教育行事<異文化との出会い>は、日本や他国の文化を音楽や映画などで幅広く紹介し、異文化理解の一助になることを目的として開催しています。
今回は、本学講師のダシュ ショバ ラニ氏のお話しと、ビンタンララスによる公演を「影絵芸術の世界」と題し、12月23日(月)に開催し、約300名が来場しました。
ダシュ ショバ ラニ氏の「影絵芸術にみられる宗教観」では、影絵の起源や影絵芝居がもつ宗教的な意味、インドからインドネシアに伝播した背景などを説明しました。
続いて、ビンタンララスによるワヤン(インドネシアの影絵芝居)を行いました。演目は「スマントリとスコスロノ」で、ジャワ語での公演でした。舞台いっぱいの演奏者が奏でるガムラン演奏は迫力があり、スクリーンの裏から映し出す演出で、会場を幻想的な雰囲気に包みました。
もう一つの演目の「アルジュノの饗宴」は日本語での公演で、スクリーンの前で人形を操る様子と影絵を同時に鑑賞できる演出でした。途中で童謡の「たき火」を盛り込んだユーモラスな演出もあり、楽しく鑑賞できました。