2013/09/25
2013年度9月 御命日勤行・講話 厳修
9月25日(水)10時40分より、今月の「親鸞聖人御命日勤行」を本学講堂において厳修しました。勤行は、混声合唱団の「仏教讃歌」で始まり、『正信偈』を学長の導師のもと全員で唱和しました。
次に学生の感話では「自己について考える授業を通して、これまで生きていく中で出会った人や環境など、人とのつながりによって自分が成り立っていることを踏まえて考えないと、自分というものが見えてこないということがわかりました」と話してくれました。
また、もう1人の学生は「私は人間に生まれてよかったと思っています。当然生きていれば楽しいことだけでなく苦しいこともあります。しかし、それらの感情を感じることができるのが人間らしさではないかと、私は考えています」と話してくれました。
続いて、本学の李青教授からは、「祝祭日からみる中国民衆の信仰」と題する講話がなされました。講話では、民衆の暮らしを通した中国の宗教について多くの事例を紹介され、「地域に信仰が根付き、人々に受け継がれていった民間宗教の集大成が、現在の文化に影響を与えているのではないか」とお話しいただきました。